【今週の☆☆☆】ディズニー・アニメーション最新作『ラーヤと龍の王国』、韓国の青春映画『野球少女』など週末観るならこの3本!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
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コラム 2021/3/6 18:30

【今週の☆☆☆】ディズニー・アニメーション最新作『ラーヤと龍の王国』、韓国の青春映画『野球少女』など週末観るならこの3本!

週末に観てほしい映像作品3本を、MOVIE WALKER PRESSに携わる映画ライター陣が(独断と偏見で)紹介します!
週末に観てほしい映像作品3本を、MOVIE WALKER PRESSに携わる映画ライター陣が(独断と偏見で)紹介します!

MOVIE WALKER PRESSスタッフが、週末に観てほしい映像作品3本を(独断と偏見で)紹介する連載企画。今週は、孤高のヒロインが活躍するディズニー・アニメーション最新作、韓国の大ヒットドラマ「梨泰院クラス」のイ・ジュヨンが“天才野球少女”に扮する青春映画、実話をもとにベトナム戦争の英雄にまつわる“真実”を描く重厚なヒューマンドラマの、胸を熱くする3本!

チームプレーによる盛り上がりも予想外にハイレベル…『ラーヤと龍の王国』(公開中)

大きな切れ長の目に長い黒髪をなびかせるヒロインが大活躍(『ラーヤと龍の王国』)
大きな切れ長の目に長い黒髪をなびかせるヒロインが大活躍(『ラーヤと龍の王国』)(C)2021 Disney. All Rights Reserved. (C)2021 Disney and its related entities

ディズニー・アニメーションの新作は毎回、さまざまな進化を感じさせるが、本作も王道の壮大なアドベンチャーと同時に、未体験テイストがたっぷり。龍の王国が舞台ということで、アジアンな香りが漂う世界観に、ヒロインのラーヤを中心にメインキャラがみな女性という点に強いこだわりが感じられる。魔物ドルーンによって、バラバラになった龍の王国。伝説の“最後の龍”シスーを探し出し、龍の石のパワーを復活させる冒険には、超個性派メンバーが集まり、旅の仲間とともに、さまざまな国を巡る楽しさが溢れている。登場シーンから不思議な味わいを前面に押し出してくるシスーのキャラに目を疑いつつ、その不思議さに慣れていく感覚も、これまた本作の魅力。もちろんチームプレーによる盛り上がりも予想外にハイレベルだ。なお、劇場のみに併映される短編『あの頃をもう一度』が、アニメ+ダンスの信じがたい融合で奇跡の感動を届けてくれるので、こちらも必見!(映画ライター・斉藤博昭)

ヒロインの強い想いに、誰もが熱く応援せずにはいられない…『野球少女』(公開中)

【画像を見る】夢を追いかけるヒロインをイ・ジュヨンが好演!(『野球少女』)
【画像を見る】夢を追いかけるヒロインをイ・ジュヨンが好演!(『野球少女』)[c] 2019 KOREAN FILM COUNCIL. ALL RIGHTS RESERVED

数年前、とある女優さんにインタビューした際、「生まれ変わっても女性になりたい。いまや女性にできない職業なんてないから」と言われ、いまだに引っかかっている。例えば、プロ野球選手はどうだろう。韓国では1996年の規約改定で女性もプロ野球選手になれるそうである。主人公のスインはかつて天才と言われた野球少女。高校でも野球部に属し、プロを目指している。だが現実は厳しい。子どもの頃は自分より体の小さかった男子にいつしか体格は抜かれ、そして体力も。さらに女性というだけでトライアウトも受けさせてもらえない。夢を見ても傷つくだけと大人たちは彼女を諦めさせようとする。「梨泰院クラス」ではトランスジェンダーのマ・ヒョニ役で注目を集めたイ・ジュヨンがここでも不器用なスイン役を好演、誰もが熱く応援せずにはいられない。野球しかない。プロになって続けたい。ただ、それだけ。その強い思いに男女差なんて、あるものか。(映画ライター・髙山亜紀)

戦死者への敬意と、戦友たちの悔恨をもあぶり出す…『ラスト・フル・メジャー知られざる英雄の真実』(公開中)

名誉勲章が授与されない英雄をめぐる謎に迫る(『ラスト・フル・メジャー知られざる英雄の真実』)
名誉勲章が授与されない英雄をめぐる謎に迫る(『ラスト・フル・メジャー知られざる英雄の真実』)[c] 2019 LFM DISTRIBUTION, LLC

ベトナム戦争に従軍した実在の空軍医療兵ウィリアム・H・ピッツェンバーガーをめぐる実話の映画化。ヘリコプターから激戦地に降り立ったピッツェンバーガーは、孤立した大勢の仲間の命を救いながらも、銃弾を浴びて還らぬ人に。そんな自らを犠牲にして任務をまっとうした英雄に対し、米軍最高位の勲章“名誉勲章”が30年以上も授与されなかったのはなぜなのか。MCUのウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ役でおなじみのセバスチャン・スタンが主人公の国防総省職員を演じ、ウィリアム・ハート、エド・ハリス、サミュエル・L・ジャクソンといった名優が共演。さらに、本作が遺作となったクリストファー・プラマー、ピーター・フォンダも重厚な演技を披露する。戦死者への敬意のみならず、生き残った戦友たちの悔恨や罪の意識をもあぶり出す厳粛な人間ドラマだ。(映画ライター・高橋諭治)

週末に映画を観たいけれど、どの作品を選べばいいかわからない…という人は、ぜひこのレビューを参考にお気に入りの1本を見つけてみて!

構成/サンクレイオ翼

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