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“モンスター”と化した古田新太が松坂桃李を追い詰める…『空白』場面写真が一挙に解禁

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“モンスター”と化した古田新太が松坂桃李を追い詰める…『空白』場面写真が一挙に解禁

『新聞記者』(19)や『MOTHER マザー』(20)、『ヤクザと家族』(21)などの意欲的な作品を次々に生みだしてきたスターサンズが企画制作を務め、『ヒメアノ〜ル』(16)や『BLUE/ブルー』(21)の吉田恵輔監督がメガホンをとった『空白』が9月23日(木・祝)より公開。このたび本作から場面写真が一挙に解禁された。

古田新太と松坂桃李、人気映画「パディントン」シリーズの日本語吹替え版で共演した2人が実写映画で初共演を果たす本作。中学生の花音はスーパーで万引きしようとしたところを店長の青柳直人に見つかり、追いかけられた末に車に轢かれて命を落としてしまう。それまで娘のことに無関心だった父親の添田充は、花音の無実を証明しようと青柳を追及するうち、姿も言動も恐るべきモンスターと化し、関係する人々全員を追い詰めていくように…。

このたび解禁された場面写真は全部で7枚。古田演じる添田が、松坂演じる青柳の胸ぐらに掴みかかるシーンや、追い詰められた表情で土下座をする青柳の姿。また、添田の元妻である松本翔子(田畑智子)の無念の叫びや、添田の弟子である野木龍馬(藤原季節)の姿。さらには花音の担任教師である今井若菜(趣里)や事故の加害者の母親である緑(片岡玲子)に、青柳を最後まで擁護するスーパーの店員の草加部麻子(寺島しのぶ)と、主人公たちを取り巻く人々の姿が確認できる。

現代の“罪”と“偽り”、そして“赦し”を映しだしたオリジナル脚本で、誰の身にも起こり得る出来事に鋭く切り込んだ吉田監督の手腕が発揮された本作。日本映画界を代表するチャレンジングなスタッフ陣と、実力派俳優陣たちの熱量がぶつかり合った珠玉のヒューマンサスペンスに、期待は高まるばかりだ。

文/久保田 和馬

※吉田恵輔監督の「吉」は「土」に「口」が正式表記
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