キャスト陣が明かすアフレコ秘話&メインテーマ曲「U」にも迫る!「Making of 竜とそばかすの姫」まとめ【後編】|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
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コラム 2021/7/23 18:15

キャスト陣が明かすアフレコ秘話&メインテーマ曲「U」にも迫る!「Making of 竜とそばかすの姫」まとめ【後編】

公開直前に佐藤健のキャスティングをサプライズ発表し、公開初週の週末動員ランキングで1位を記録するなど、様々な話題を振りまいている『竜とそばかすの姫』。高知県で父親と2人で暮らす孤独な女子高生すずは、ある日、親友の弘香に誘われるまま、インターネット上の巨大な仮想空間<U>に参加する。その世界で歌姫ベルとなったすずが、<U>を荒らす謎の存在である竜と関わりながら、成長していく。

大きな傷を抱える竜をベルは救おうとする
大きな傷を抱える竜をベルは救おうとする[c]2021スタジオ地図

この夏を盛り上げる本作の制作秘話を捉えたメイキング映像集「Making of 竜とそばかすの姫」が全10回で現在配信中。美しいビジュアルを生みだした国内外のクリエイターたちを取り上げた「Making of 竜とそばかすの姫」まとめ【前編】に続き、作品を彩る楽曲やキャストたちを中心にクローズアップした後編(#6~10)のハイライトをご紹介したい!

ベルは<U>中から忌み嫌われる竜のことが気になり始める
ベルは<U>中から忌み嫌われる竜のことが気になり始める[c]2021スタジオ地図

研究者も驚くリアリティあふれる<U>の世界

#6「Making of 竜とそばかすの姫:細田守とクリエイター~Uの発想~」では、全世界で50億人以上が集う仮想世界<U>の創造に協力したという、2人の研究者がそのリアリティに言及。次世代通信規格「5G」を策定した立役者、永田聡は「絵コンテを見て衝撃を受けましたね。これまで“繋がること”を生業にしてきたが、それがどういうことか考えさせられた」と話す。人とコンピューターが相互作用する“ボディシェアリング”の研究者、玉城絵美もまた、「私たち研究者や起業家は『未来を作っている』という自信があったけど、映画の内容はまんまとその先を描いている」と説明し、細田監督の想像力に驚かされたという。

ボディシェアリングによって利用者の生体情報をスキャンすることで、<U>での分身「As」が生成される
ボディシェアリングによって利用者の生体情報をスキャンすることで、<U>での分身「As」が生成される[c]2021スタジオ地図

ボディシェアリングは本作にも登場し、利用者の生体情報をスキャンすることで、<U>での分身となる「As」が生成される。今回、作品制作にあたって細田監督はこの技術を実際に体験。「手にデバイスを付けるだけで、自分の手の感覚と目の前にあるロボット的なものの感覚を共有するということを体験しました。もっと大げさな形にしないといけないと思っていたので、すごく洗練されていて衝撃的でした」とコメントし、技術革新のスピードに興奮を隠せない様子だ。

中村佳穂に玉城ティナ、幾田りら!女性キャスト陣にフォーカス

女性キャストのアフレコ風景を映す#7「Making of 竜とそばかすの姫:細田守×女性キャスト」。こちらではまず、すずとベルの声を担当し、劇中歌も歌う音楽界の新しい才能、中村佳穂に注目する。

その歌声で<U>の住人を魅了するベル
その歌声で<U>の住人を魅了するベル[c]2021スタジオ地図

中村といえば、2019年にアルバム「AINOU」が発売されて以来、音楽ファンから熱視線を集め続けているシンガーソングライターだ。彼女を主演に抜擢した理由について、「歌に説得力がある人を」と細田監督は説明。予告などで流れる彼女の歌声を耳にすれば、その力強さに誰もが虜になってしまうはず。だが、演技未経験の中村にとって収録は苦労もあったそう。「最初はすずの感情がよく分からなかったけど、監督の話を聞くうちに少しずつ『こういう人なんだ!』と理解できて、そこから楽しくなった!」と心境を振り返っている。

すずとベル、そして劇中歌を歌う中村佳穂
すずとベル、そして劇中歌を歌う中村佳穂[c]2021スタジオ地図

また、映像には学校のマドンナ、瑠果を演じる女優の玉城ティナが、監督と相談しながらアフレコに臨む様子も。さらに、すずの親友でベルをプロデュースする弘香を演じる、音楽ユニット「YOASOBI」(ikura名義)として活躍するシンガー、幾田りらも登場。声優初挑戦とは思えないその堂々とした演技に、細田監督から「なんでこんな上手いの?」と声をかけられる一幕も。

成田凌に染谷将太、役所広司!男性キャスト陣にフォーカス!

一方、#8「Making of 竜とそばかすの姫:細田守×男性キャスト」は男性キャストにフォーカス。すずの幼なじみで学校一のイケメン、忍役で細田作品に初参戦した成田凌は、「ずっと監督の作品を観てきたから、その細田監督から指導されるのは貴重体験だった」と恐縮しきり。細田監督とは3度目のタッグで、“カミシン”こと熱血高校生の慎次郎を飄々とした雰囲気で演じる染谷将太にもカメラが向けられ、こちらは監督と談笑するなど穏やかな雰囲気。同じく、細田作品の常連と言える役所広司もすずの父親役で参加しており、その静かで繊細な声質からは、娘を想う父親の懐の大きさが感じられる。#7と合わせて、アフレコ風景やインタビューを通じ、キャスト陣が細田監督へ寄せる信頼の厚さがわかる内容になっている。

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  • 竜とそばかすの姫

    4.0
    1641
    『バケモノの子』『未来のミライ』などの細田守監督が手掛けるアニメーション映画