『新スースク』とあわせて楽しみたい！「DC展 スーパーヒーローの誕生」はいよいよ9月5日まで

六本木ヒルズ森タワー52階の東京シティビューにて、開催中の「DC展 スーパーヒーローの誕生」も、いよいよ9月5日(日)まで。DCコミックのスーパーヒーローたちをフィーチャーした本作はDCコミックファンのみならず、映画ファンもおおいに楽しめる展示だ。

本展覧会では、「スーパーマン」や「バットマン」「ジョーカー」「ハーレイ・クイン」「ワンダーウーマン」など、DCの人気キャラクターたちの歴史をたどれる資料やコミックの原画、コンセプトアート、映画の衣装や小道具などを含め400点以上が一挙公開されている。

8月17日にはなだぎ武によるプレスツアーも開催された。なだぎは10月上映の舞台「ニンジャバットマン ザ・ショー」でジョーカー役を演じる。本イベントの進行役は、DC展特別ガイドの杉山すぴ豊が務めた。もともとDCの大ファンだったというなだぎは「小さいころにテレビで『バットマン』のドラマとかを観ていて、おもしろいなと思ったんです。そこから原作コミックへ行って、そのあと、映画へとハマっていきました」と言う。

一番最初に好きになったのは『バットマン』だそうで「あらゆるパワーの持ち主のなかで、『バットマン』だけ普通の人間です。お金をかけてバットマンスーツを作って、悪を倒していくところが等身大だし、魅力的でした」とコメント。

また、「ヴィランも好きです。ジョーカーも好きです」というなだぎ。9月から稽古が始まるという舞台『ニンジャバットマン ザ・ショー』については「しっかりジョーカーを演じたいなと。歴代のジョーカーについても取り入れるところは取り入れてやろうかと」と決意を新たにした。

ジョーカーの魅力については「やっぱり愛されキャラです。すごい悪いやつですが、自分の信念を持って、日々を楽しんでいる。やられながらも楽しんでいる。そういうところは自分も参考にしていきたいなと。外見をいじられても『絶対に人に謝るな』と彼は言っていて、自分のコンプレックスも楽しむんです」と語った。

「スーパーマン」「バットマン」「スーサイド・スクワッド」「ワンダーウーマン」「ジャスティス・リーグ」と、5つのブースに分かれている展示エリア。最初に「バットマン」エリアに展示されたバットモービル「タンブラー」の実物大レプリカを目にしたなだぎは一気にテンションアップ。

その後も、様々な展示に目を輝かせていたなだぎ。杉山から「バットマン」シリーズのクリストファー・ノーラン監督と同じ1970年生まれだと言われると、「おお！」と大喜びしていた。また、なだぎは、昨年14歳年下で劇団女優の渡邊安理と結婚したが、「彼女もアメコミが好きで、『バットマン』もすごく好きらしく、昔から映画も観ていたみたい。次はプライベートで一緒に来たいです」と語った。

なお、コロナ禍ということで、『DC展 スーパーヒーローの誕生』は事前予約制(日時指定券)となっている。様々な特典付きのチケットがあるので、公式サイトでぜひ確認を。

取材・文/山崎伸子