安倍なつみが明かす、恩師・つんく♂への感謝と、“声”の仕事への想い|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
安倍なつみが明かす、恩師・つんく♂への感謝と、“声”の仕事への想い

インタビュー

安倍なつみが明かす、恩師・つんく♂への感謝と、“声”の仕事への想い

日本では、現在放送3年目を迎える子どもたちに大人気のアニメシリーズ「パウ・パトロール」が、映画『パウ・パトロール ザ・ムービー』(8月20日公開)としてスクリーンに登場する。日本語吹替版で新キャラクター、ダックスフンドのリバティの声を務めるのは、子どもと一緒にテレビシリーズを楽しんでいるという安倍なつみ。テレビシリーズのファンとして、そしてママ目線でのおすすめポイントや、吹替えを通してあらためて感じた、声を使った仕事の魅力を語ってもらった。

安倍が演じたのは、新キャラクターのリバティ
安倍が演じたのは、新キャラクターのリバティ[c]2021 Paramount Pictures. All rights reserved.

「純粋に、“声”を使う仕事が好きなんだと思います」

「パウ・パトロール」は、ジェームズ・マカヴォイや、キーラ・ナイトレイ、キム・カーダシアンなど、世界各国のセレブやハリウッドスターからも愛されるメガコンテンツ。映画化は子どもだけでなく、子どもを持つ親たちからの期待も高い。

「パウ・パトロール」が、待望のスクリーンに登場!
「パウ・パトロール」が、待望のスクリーンに登場![c]2021 Paramount Pictures. All rights reserved.

安倍がリバティを演じるうえで難しさを感じたのはテンションと早口だという。「これまでにもナレーションやアニメーションの吹替えを経験して、声の仕事に魅力を感じていたし、“どんどんやりたい”と思っていました。歌もラジオもそうですが、純粋に声を使う仕事が好きなんだと思います。今回は、英語の原音を聴きながら日本語吹替えをしたので、いままでの声の仕事との違いに難しさを感じましたが、その分、やりがいも大きかったです。自分で想定した以上のテンションを監督から求められ、『もっと、もっと』、『まだ、足りないのか…』というやりとりを繰り返すなかで、悔しさを感じながらも“期待以上のことをしたい”気持ちもあって、葛藤しながら作り上げていった感じです。映画の魅力でもあるスピード感を出すために、早口でのセリフも求められたので、本当に大変でしたね」と笑う。

「重要なのは心持ち。できないと思ったら負け」

【写真を見る】40歳を迎え、ますます輝きを増す…安倍なつみの最新撮り下ろし
【写真を見る】40歳を迎え、ますます輝きを増す…安倍なつみの最新撮り下ろし撮影/黒羽政士

現場で調整を繰り返しリバティの声を作り上げるなかで、“負けず嫌い”な性格が自分を支えたと微笑む。「できないというのが嫌なんです。どんな仕事でも絶対乗り越えられるという思いで挑みます。求められることに加えて、自分にしかできない表現を模索していくスタイルは、私の性格が大きく影響していると思います。気持ちが負けていたら絶対ダメ。少しでもネガティブになれば声に乗ってしまうから、気持ちだけは絶対に引かない。前に前にという気持ちで挑みました」と語る姿からは自信と力強さが感じられ、これまで培ったキャリアがどんな現場でも活きていることが感じられる。


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[c]2021 Paramount Pictures. All rights reserved.

「あまり練習もないなかで『いきなり本番!?』という現場を何度も経験してきたので(笑)、今回のように現場で作り上げるやり方にも柔軟に対応できるのだと思います。モーニング娘。としてデビューした当時から、つんく♂さんのご指導のおかげで『プロの世界は甘くないんだ』としっかり体感できたからこそ、厳しさ、苦しさを感じても“乗り越えられる”という気持ちになれるのかもしれません。経験を重ねたいまでも、ステージに出る前は緊張もするけれど、本番に挑むまでの気持ちの作り方は身についているので、どんな現場でもさほど準備をしなくても挑める気がしています。それが私の強みかもしれないです」と、恩師であるつんく♂への、深い感謝の気持ちも覗かせる。


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