ジェームズ・ボンドのトリビアが満載!「007」シリーズを楽しむ25のキーワード|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ジェームズ・ボンドのトリビアが満載!「007」シリーズを楽しむ25のキーワード

コラム

ジェームズ・ボンドのトリビアが満載!「007」シリーズを楽しむ25のキーワード

『007 カジノ・ロワイヤル』(06)からダニエル・クレイグが務めてきた“6代目ジェームズ・ボンド”の集大成となる「007」シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が、度重なる公開延期を経てついに10月1日(金)より公開される。これを記念して、現在多数の関連書籍やグッズが発売され、公開を待ちわびるファンを楽しませている。

「DVD&動画配信でーた別冊 完全保存版『007 Special Edition ジェームズ・ボンドは永遠に』」は本日発売!
「DVD&動画配信でーた別冊 完全保存版『007 Special Edition ジェームズ・ボンドは永遠に』」は本日発売![c]2021 ムービーウォーカー

そんななか、本日発売となったのが「DVD&動画配信でーた別冊 完全保存版『007 Special Edition ジェームズ・ボンドは永遠に』」だ。クレイグはもちろんレア・セドゥやラミ・マレックといった豪華キャスト陣、メガホンをとったキャリー・ジョージ・フクナガ監督らのインタビューから、過去の「007」シリーズ作品の徹底解説、ロケ地ガイドやスパイ映画の歴史をたどる特集まで、ファン必見の内容となっている。そこでMOVIE WALKER PRESSでは、本誌のなかから「007」シリーズに欠かせない25のキーワードに迫った「BOND KEYWORDS25」をピックアップ。シリーズが25作目を迎えることにちなみ、「007」を楽しむキーワードと題して25の用語にまつわるトリビアを紹介する。これらのキーワードを頭に入れておけば、シリーズファンはもちろん、いままで「007」に触れてこなかった人も、最新作をより深く楽しめること間違いなしだ!


「BOND KEYWORDS25」では「007」シリーズを楽しむための25の用語を解説
「BOND KEYWORDS25」では「007」シリーズを楽しむための25の用語を解説[c]2021 ムービーウォーカー

【1】ボンド・カー

「007」の大きな魅力の一つがボンド・カー。初代は『ロシアより愛をこめて』(63)のベントレーマークIV・コンバーチブルで秘密兵器は自動車電話だった。後のボンド・カーの方向性を決めたのは、やはりアストン・マーティンDB5。スパイの自動車は秘密兵器満載という流れをつくり、アクション映画やSF映画の自動車に大きな影響を与えた。

【2】ボンド・ウーマン(ガール)

諜報員としてボンドと共に任務に就く、最初は敵だったがボンドを愛してしまった、偶然に出会う、などのパターンがあるが、メインとなるボンド・ウーマン以外の生存率はかなり低い。特徴のひとつとして、エロティックな意味のダブル・ミーニングな名前も多く、ハニー・ライダー、プッシー・ガロア、ティファニー・ケイスなどがいる。なかでも重大な意味が隠されていたのがヴェスパー・リンドで、この名前は“西ドイツ”のドイツ語読みから来ていると言われている。味方と敵の間で揺れる彼女の不安定な心情を暗示していた。

【3】カジノ

ボンドや、表向きはセレブの顔を持つ敵のボスが出入りしている老舗のカジノは、一流の人々が集う社交場である。特にヨーロッパのカジノはドレス・コードが厳しく、ボンドもタキシードを着用することが多い。『カジノ・ロワイヤル』でボンドとル・シッフルがポーカーの勝負を行なったのは映画のためにつくられた架空のカジノだが、劇中で使用されたトランプは公開当時に市販もされた。

とびきりスタイリッシュだったクレイグ版ボンドもこれで見納め
とびきりスタイリッシュだったクレイグ版ボンドもこれで見納め[c]2021 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.

【4】酒

口の悪い「007」研究家が「ジェームズ・ボンドはアルコール依存」と言うほど、ボンドに酒はつきもの。ボンドの酒に関する知識は超一流で、『ゴールドフィンガー』(64)では政財界要人が出した年代物のコニャックに「ブレンドに難がある」とケチをつけ、『ロシアより愛をこめて』と『ダイヤモンドは永遠に』(71)では、酒の知識がない殺し屋を見破った。

【5】MI6

1909年に戦争省(陸軍省)情報部として設立されたMI6は、現在はSISと名称変更されている。イギリス政府は1994年まで公式にその存在を認めておらず、以後はテムズ川を臨むサウスバンク・ヴォクソールに本部を構えている。「007」シリーズ内では2度、敵に爆破されたが、実際にも2000年にIRAから対戦車ロケットランチャーによる攻撃を受け被弾。外壁が損傷した程度で済んだ。また、2006年にはイギリスの有名新聞に求人募集の広告が出て話題となった。

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