ディズニープラスで、アジア太平洋地域からオリジナルコンテンツを配信!充実のラインナップが発表|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ディズニープラスで、アジア太平洋地域からオリジナルコンテンツを配信!充実のラインナップが発表

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ディズニープラスで、アジア太平洋地域からオリジナルコンテンツを配信!充実のラインナップが発表

ウォルト・ディズニー・カンパニーが、アジア太平洋地域(APAC)でのメディアおよびパートナーに向けて、ディズニープラスで配信する様々なコンテンツのラインナップを発表するイベントが、10月14日に八芳園で開催。APACで制作される18のオリジナル作品を含む20作以上の新しいコンテンツなどが初披露された。

まずは、ウォルト・ディズニー・カンパニー・アジア・パシフィックのプレジデントであるルーク・カンが、ディズニー、マーベル、スター・ウォーズ、ピクサー、ナショナルジオグラフィックに新しく追加される「スター」というブランドについてアピール。


【写真を見る】仲野太賀、伊藤沙莉、草なぎ剛らが登壇
【写真を見る】仲野太賀、伊藤沙莉、草なぎ剛らが登壇

「スター」の提供地域では、ローカル作品のラインナップが強化されるほか、ディズニー・テレビジョン・スタジオ、FX、20世紀スタジオ、20thテレビジョン、タッチストーンなどのディズニーが誇る制作スタジオから、数多くの映画やシリーズが配信される。日本では10月27日(水)より追加され、コンテンツが大幅に拡充される。

カンは「私たちは、ディズニーのグローバルなリソースと、APACの最高峰のコンテンツ・クリエイターたちを組み合わせることで、ディズニープラス向けオリジナル・ストーリーの企画制作に着手していきたい。各地域で最高峰のコンテンツ・クリエイターたちと深く協力し、世界中の観客に向けてほかに類を見ない物語を提供していきたいです」と高い志を口にした。

また、ディズニーのAPACコンテンツ&デベロップメント責任者であるジェシカ・カム-エングルも「各地域で最高峰のストーリーテラーたちと共に仕事をすることで、私たちのブランドが持つ力とスケール、卓越したクリエイティビティへの熱い想いを形にしていきたい」と語った。

「四畳半タイムマシンブルース」
「四畳半タイムマシンブルース」[c]森見登美彦, KADOKAWA / 四畳半タイムマシンブルース製作員会

日本のオリジナルコンテンツについても様々な概要が発表された。柳楽優弥主演、『岬の兄弟』(18)の片山慎三監督らによる「ガンニバル」、松尾諭のエッセイを仲野太賀、伊藤沙莉、草なぎ剛らを迎えてドラマ化した「拾われた男」、「ブラック★ロックシューター」のリブートアニメプロジェクト「ブラック★★ロックシューター DAWN FALL」、森見登美彦の原作を元にした新作アニメーション「四畳半タイムマシンブルース」に加え、ディズニーのヴィランたちをフィーチャーしたスマートフォンゲームのアニメ化「ディズニー ツイステッドワンダーランド」など。

「APACコンテンツ・ショーケース」が発表された
「APACコンテンツ・ショーケース」が発表された[c]Disney

すでに配信されている『スター・ウォーズ:ビジョンズ』について、オリジナルコンテンツのエグゼクティブディクレターである成田は大いに手応えを感じているそうで「私自身、『スター・ウォーズ』の大ファンですが、世界中で高い評価を受けていることに感激しました。今後もクリエイターと世界との橋渡しをしていきたい」と興奮しながら語った。

この新しいプロジェクトでは、ドラマ、コメディ、ファンタジー、ロマンス、SF、クライムサスペンス、ホラーといった実写シリーズから、日本、韓国、インドネシア、グレーター・チャイナ、オーストラリアを含む複数のマーケットのバラエティ番組、ドキュメンタリーやアニメまでもがラインナップ。2023年までに50作を超えるAPACオリジナル作品に取り組むとのことで、大いに期待したい。

取材・文/山崎伸子

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