アカデミー賞有力候補!家族でただ一人“健聴者”の少女描く『コーダ あいのうた』日本公開決定|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
アカデミー賞有力候補!家族でただ一人“健聴者”の少女描く『コーダ あいのうた』日本公開決定

映画ニュース

アカデミー賞有力候補!家族でただ一人“健聴者”の少女描く『コーダ あいのうた』日本公開決定

今年4月のサンダンス映画祭で3冠を受賞した『CODA』が、『コーダ あいのうた』として2022年1月に公開されることが決定。あわせて本作から日本版ポスターも到着した。

『タルーラ 〜彼女たちの事情〜』(16)のシアン・ヘダー監督が、フランス映画『エール!』(15)をリメイクした本作。家族で唯一の“健聴者”である少女ルビーが、耳の聞こえない家族と“歌”という夢に向きあう姿を描き、配給権の争奪戦の末、同映画祭史上最高額の約26億円で落札されたことも話題に。主人公、ルビーを演じるのは、TVシリーズ「ロック&キー」に出演したエミリア・ジョーンズ。また、『シング・ストリート』(16)のフェルディア・ウォルシュ=ピーロが共演するほか、耳の聞こえないルビーの家族を、『愛は静けさの中に』(87)のオスカー女優マーリー・マトリンら、実際に聾者として生きる俳優たちが演じている。

このたび解禁されたポスターは、漁師である一家にとって大切な場所である海辺での記念写真のような風景が収められたもの。新学期、合唱クラブに入部しその歌の才能を開花させたルビーは、音楽の道を夢見るが、耳の聞こえない家族は彼女の才能を信じることが出来ない。リラックスした記念写真は、劇中で描かれるであろう家族の試練を乗り越える絆の強さを感じさせるものとなっている。また、ポスター下部には映画の場面が音符の形で切り取られていおり、音楽という夢に向かっていくルビーの様子が表わされている。


耳の聞こえない父がルビーの歌の才能に気づいた驚きの方法とはなんなのか?音楽に向き合い、外の世界や人に触れ、成⻑していくルビーにはどのような未来が待っているのか?アカデミー賞も噂される感動の本作をぜひ劇場で体感したい。

文/鈴木レイヤ

作品情報へ