撮影監督死亡から10日、アレック・ボールドウィン一家のハロウィン投稿が物議を醸す|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
撮影監督死亡から10日、アレック・ボールドウィン一家のハロウィン投稿が物議を醸す

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撮影監督死亡から10日、アレック・ボールドウィン一家のハロウィン投稿が物議を醸す

先月21日、アレック・ボールドウィンが主演と製作を務める新作西部劇『Rust』の撮影現場で、ボールドウィンが空砲として渡されていたプロップガン(撮影用小道具銃)を発砲。これによりジョエル・ソウザ監督が負傷、ハリナ・ハッチンス撮影監督が死亡するという痛ましい事故が起きた。

現在アレックは、2012年に再婚した26歳年下の妻ヒラリアと、6人の子どもたちとヴァーモント州に滞在しているが、ヒラリアが自身のInstagramで、「親が緊迫した状況を過ごすなかで、子どもたちのために今日くらいはリラックスしたホリデー気分を味わわせてあげなきゃね。ハッピー・ハロウィン」というキャプションとともに、ハロウィンのコスチュームを着た家族の動画と写真を投稿。アレックはバイキングのコスプレをしており、ヒラリアは娘たちとお揃いの装いでポーズを取っているが、ファンからは「素晴らしい親ね」「アレックのせいじゃないし、子どもたちに罪はない」といったコメントが寄せられている一方で、「子どものために仮装するのはいいけれど、なぜInstagramに投稿するの?」「ファンのためと言いつつ、目立ちたいだけ」「ハッチンス撮影監督の夫は、息子のためにハロウィンなんかできないよ」「非常識にもほどがある。考えられない神経の持ち主だ」といった非難の声も多数寄せられている。

アレック本人はというと、サポートの申し出をしたというハッチンス撮影監督の夫と息子と共に朝食をとる姿や、伸びきった髪など身なりにも構わず、憔悴しきった様子がメディアで報じられ、同情の声も寄せられていた。

しかし「Daily Mail」などが、ヴァーモントでヘアスタイルを整えたアレックが、ラルフローレンで買い物をしているところをキャッチ。その際には、「寒くて着るものがなかったのだから仕方ない」「自分で買いに来なくてもいいのでは」といった意見が寄せられていた。

その後は、ヒラリアがバーで憔悴しきったアレックを慰める様子などが捉えられており、「夫がトラウマになるのが心配だ」として、Instagramでアレックの手を握った写真を投稿するなど、夫の全面的なサポートを誓っていた。

しかし執拗にコメントを求めるパパラッチ攻撃にキレたのは、アレックではなくヒラリアだった。アレックは、少し声を荒げながらも、「(亡くなったのは)私の友達なんです。警察に全面的に協力しているから、色々聞かれてもなにも話せません」と回答。それでも質問をしてくる記者たちの様子をスマホで撮影していたヒラリアだが、「子どもたちが車の中で泣いているんですよ。あなたたち、ここに来ても無駄ですよ。家に帰りなさいよ」と激昂してアレックの話を2度も中断し、アレックが「私が話している」と諭す場面も捉えられていた。

1993年に結婚したキム・ベイシンガーと2002年に離婚した理由の一つが、アレックの気性の激しさだったとも言われているが、今回のヒラリアのキレ方や、カメラ目線のハロウィンの投稿には、これまで同情していた人々の間でも「結局似た者夫婦ってことね」「ヒラリアはこの事件を利用して、目立ちたいだけ」といった印象が広がっているようだ。

文/JUNKO

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