DVD&動画配信でーた編集部が選ぶこの3本！持っておいて損なしのパッケージはコレだ

2022年1月31日(月)までの期間限定で、ユニバーサル、パラマウント、ワーナー・ブラザースの3社が「3枚買ったら絶対1枚もらえるキャンペーン」を実施中。対象の洋画・キッズ旧作ブルーレイとDVDから3枚を購入すると、指定30タイトルの中から1枚をもらえるお得なキャンペーンだ。対象商品はなんと3000タイトル。その中から映像エンタメ情報誌「DVD&動画配信でーた」の編集部員3名によるオススメ作品を紹介する。

感動! 爽快! かわいい! 非の打ちどころのないDWAの傑作アニメーション

編集長・西川亮のイチオシ：『ヒックとドラゴン』(10)

異種間の相互理解、家族の絆、父を乗り越えて巣立つ息子の成長。古今のエンタメ作品の中で幾度となく描かれてきた普遍的なこれらのテーマを、ここまで見事に昇華し切った作品もなかなかない。しかも3部作通してハズレなし。ネコをモデルにしたであろうドラゴンのトゥースレスの一挙手一投足がかわいくてたまらないし、大空を飛び回るシーンの、宮崎アニメにも通ずる躍動感、爽快感も特筆もの。以前、ディーン・デュボア監督にインタビューをしたところ、やはり宮崎アニメの大ファンだと言っていた。納得である。ドリームワークス・アニメーションは日本での知名度がイマイチだが、こんな傑作があるんだよ、と声を大にして多くの人に伝えたい。

名コンビが新境地を開いた狂乱と爆笑のサクセス・ストーリー

編集部・細矢草平のイチオシ：『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(13)

マーティン・スコセッシ×レオナルド・ディカプリオと聞くと、『アビエイター』『ディパーテッド』など、重苦しい作品を想像する人も多いだろう。しかし、米金融界で巨万の富を築いたジョーダン・ベルフォートの実話を映画化した本作はそれまでとは全く異なる爆笑コメディだ。セックス、金、権力、ドラッグにまみれていくゲスなベルフォートを嬉々として演じるディカプリオに笑いが止まらない。ハイになって立ち上がれなくなったベルフォートが、愛車のランボルギーニに這いずり回りながら乗り込むシーンはディカプリオの個人的歴代ベスト・アクト。もちろん笑いだけでなく、ベルフォートの成功と転落を哀愁たっぷりに描いたドラマとしても見応え十分だ。

いつ観ても新しい、リアルに構築された虚構の迷路

編集部・水野裕基のイチオシ：『インセプション』(10)

次回作『Oppenheimer』(2023年7月21日全米公開予定)が正式アナウンスされたことでも話題のクリストファー・ノーラン監督。レオナルド・ディカプリオ主演の本作は、“夢の中に侵入してアイデアを盗む”という発想もさることながら、夢の世界を具現化したビジュアルにワクワクさせられる一本だ。セットを回転させて撮影したホテルの廊下のバトルや、不可能図形「ペンローズの階段」の具現化、路上を爆走する貨物列車など、リアリティを追求するノーランの“本物志向”も随所で堪能できる。4階層の夢や時間経過ルールなど複雑な部分もあるが、深く考えずエンタメとして観ることができるし、とにかくエモく締めるラストが夢のような鑑賞後感を与えてくれる。

このキャンペーンでもらえる30タイトルは『アクアマン』など名作、話題作ばかり。3スタジオ選りすぐりの“選べる作品30タイトル”の中から1枚がもらえるので、この機会に、欲しかったBD&DVDを手に入れるチャンスだ！

文/編集部