内野聖陽「ちょっとエッチなアドリブが好き」西島秀俊も息ぴったりに大笑い!『何食べ』が興収10億円突破|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
内野聖陽「ちょっとエッチなアドリブが好き」西島秀俊も息ぴったりに大笑い!『何食べ』が興収10億円突破

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内野聖陽「ちょっとエッチなアドリブが好き」西島秀俊も息ぴったりに大笑い!『何食べ』が興収10億円突破

よしながふみによる人気漫画を西島秀俊&内野聖陽のW主演でドラマ化した「きのう何食べた?」。同作を映画化した劇場版『きのう何食べた?』の大ヒット舞台挨拶が11月25日にTOHOシネマズ日比谷で開催され、西島秀俊と内野聖陽が登壇。興行収入10.2億円を突破したという報告もあり、観客も大きな拍手で2人を迎えた。西島は「本当に本当にうれしいです。皆さんが温かく映画を迎えてくださった」、内野も「心を込めて作ったものが皆さんの心に温かく届いたのならば、それに勝る喜びはない」と大きな笑顔。会場からの質問にも答え、アドリブ秘話までを明かした。

終始、笑顔が絶えなかった
終始、笑顔が絶えなかった

料理上手で几帳面な弁護士のシロさん(西島)と、その恋人で人当たりの良い美容師のケンジ(内野)の温かな日常を、日々の食卓と共に描く物語。劇場版では、シロさんの提案でケンジの誕生日プレゼントとして京都旅行へ出発。京都旅行をきっかけに、2人がお互いに心の内を明かすことができなくなってしまう姿を描く。11月3日より公開となり、22日間の成績で動員76.4万人、興行収入は10.2億円を突破する大ヒットを記録している。

料理上手で几帳面な弁護士のシロさん役の西島秀俊
料理上手で几帳面な弁護士のシロさん役の西島秀俊

西島は「ドラマで応援してくださった皆さんに、とにかく満足してもらいたい、楽しんでもらいたいという思いで毎日映画の現場に臨んでいました。30分のドラマとして、自分たちが作っていても小気味いい時間だったので、2時間にするのは大変なことだとプレッシャーもあった。たくさんの方に来ていただけたのが心からうれしい」としみじみ。内野は「こんな日が来ようとは」と会場を見渡し、「テレビドラマ版が映画になるということで、映画になって映画館に誰も来なかったらどうしようという気持ちがあった。箱を開けてみたらこんなふうになって、この世界観を皆さんが愛してくださっているんだなととてもうれしい。ほかのキャストもスタッフも心を込めて愛情をこめている。この世界観が大好き」とにっこり。「幸せな瞬間です」とファンとの対面を喜んでいた。

西島と内野の「ファンの声をダイレクトに聞きたい」という強い希望を受けて、この日はティーチインが行われた。西島によると、ケンジがシロさんにサングラスをかけるシーンは内野のアドリブだったと明かされたが、会場から「2人のアドリブが大好き。印象に残っているアドリブを教えてください」と聞かれるひと幕もあった。


人当たりの良い美容師のケンジを演じた内野聖陽
人当たりの良い美容師のケンジを演じた内野聖陽

内野は「僕はちょっとエッチなアドリブが好き。すぐにそっちに持って行っちゃう」と楽しそうに笑い、西島が「あとダジャレね」とニヤリ。「いまYouTubeに未公開シーンがアップされていて、そこでも内野さんがひたすらアドリブでダジャレを連発している。よくあんなにダジャレとか、ちょっとなエッチなのとか出てきますよね」と内野のアドリブ力に驚くことしきり。すると内野は「監督さんが放置するからついつい…。映画のなかでもありましたけど、『旅行どこ行くの?なに着ていく?どの下着つけていく?』とか。だいたいそういうのは私(のアドリブ)」と白状し、さらに西島は「あと旅館のアドリブも結構ひどかった!」と振り返った。

内野は「『お風呂入ろう?脱がしてあげるよ』とかやっていたら止まらなくなっちゃって。追いかけ回していたら、そこにちょうど脇息があって、べんけいをしこたま打った。涙がちょちょ切れそうになりながら続けた」とスネを座具にぶつけながらもアドリブを続けたという。西島が「だいたいケンジがなにかを言い出すというパターン」、内野は「それを煙たがりながら(西島は)喜んでいる」と微笑み、「僕のほうが仕掛ける側で、西島さんが受けてくださるという構図です」とコンビネーションの秘話を明かしていた。

取材・文/成田 おり枝

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