岡田准一が狂犬アウトロー役で新境地!原田眞人監督と3度目のタッグ作『ヘルドッグス』22年秋公開
岡田准一が正義も感情も捨て、危険なミッションに挑むダークヒーローを演じる『ヘルドッグス』が2022年秋に公開されることがわかった。
本作はデビュー作「果てしなき渇き」で2004年の第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生による小説「ヘルドッグス 地獄の犬たち」の映画化。監督・脚本は『検察側の罪人』(18)などのヒットメイカー、原田眞人が担当する。『関ヶ原』(17)、『燃えよ剣』(21)に続き、岡田と3作品目のタッグとなる原田監督は主演に岡田をイメージしながら脚本を執筆。岡田は技闘デザイン(アクション振り付け)を担当し、クランクイン前から原田監督と綿密な打ち合わせを経て、劇中のキャラクターの個性にあったリアルかつ創作的なアクションを振り付けている。
岡田が演じるのは愛する人が殺される事件を止められなかったというトラウマを抱えて闇に落ち、復讐することにのみ生きていた元警官、兼高昭吾(かねたか・しょうご)。その闇と狂犬っぷりに目をつけた警察組織から、ヤクザ組織への潜入を強要される。伸び切った髪、無精髭姿で役に扮する岡田からは新境地への意気込みが感じ取れる。
岡田は、「撮影中にこれは完成したらどうなるんだろうと、ずっとシビレてました。どこにもあてはまらない、とんでもない作品になる事は間違いないと思います」と本作の手応えを見せる。また原田監督は「心底カッケー潜入捜査官映画を撮ってやるぞと心に誓い、岡田准一さんに、野獣のごとき鉄拳極道潜入捜査官を演じてもらいたいと熱望し、コロナ禍で苦戦しつつも、ねばりにねばって完成することができました」とコメントを寄せている。
ハードなアクションはもちろん、裏社会をドラマティックに描くエンターテイメントとなる本作。岡田の新たな魅力に触れられるのが楽しみでならない。