阿部サダヲ×岡田健史W主演の白石和彌監督最新作『死刑にいたる病』緊迫感満点の特報解禁

『孤狼の血』(18)、『孤狼の血 LEVEL2』(21)の白石和彌監督がメガホンをとる最新作『死刑にいたる病』(2022年5月公開)。このたび、主演の阿部サダヲと岡田健史が、拘置所で緊迫感あふれる演技を繰り広げる特報映像が解禁された。

【写真を見る】果たして榛村の主張する冤罪の真偽に雅也はたどり着けるのか？[c]2022映画「死刑にいたる病」製作委員会

史上最悪の凶悪事件とその真相を描いた『凶悪』(13)で注目を集め、恋愛ミステリー『彼女がその名を知らない鳥たち』(17)、警察とやくざの抗争を描いた『孤狼の血』でも高い評価を得た白石が、櫛木理宇の小説を映画化した本作。『彼女がその名を知らない鳥たち』以来白石とは2度目のタッグとなる阿部サダヲが死刑囚の榛村を演じ、NHK大河ドラマ「青天を衝け」にも出演した岡田健史が榛村の主張する冤罪の真相を追う大学生、雅也を演じる。

解禁された特報では、世間を震撼させた連続殺人鬼、榛村と、榛村から冤罪を証明するよう依頼された大学生の雅也が拘置所で繰り広げるワンシーンを切り取ったもの。24人の尊い命を奪った殺人鬼とは思えない清潔な身なりで穏やかに話をする榛村だが、表情や仕草からそこはかとなく狂気がにじみでており、息のつまるようなやり取りとなっている。突然届いた1通の手紙をきっかけに雅也は、拘置所で榛村と対面。食い入るように彼の話を聞き、榛村が冤罪と主張する事件の真相を知るために奔走する。

水に浮かぶ血の付いた爪、大雨の中で血まみれで悲痛な叫び声をあげる女性。この残忍な事件は、本当に冤罪なのか？果たして真犯人とは？白石監督の描くのサイコサスペンス『死刑にいたる病』に期待が高まる！

文/鈴木レイヤ