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ジョージ・クルーニー&ジュリア・ロバーツ共演の新作映画、コロナウイルス感染拡大により撮影中断

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ジョージ・クルーニー&ジュリア・ロバーツ共演の新作映画、コロナウイルス感染拡大により撮影中断

オーストラリアでの新型コロナウイルス感染拡大を受けて、ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツ共演のロマンティック・コメディ『Ticket to Paradise』の撮影が中断。クルーニーとロバーツは米国に戻ったようだ。

撮影現場で働く人物が豪版「Daily Mail」に独占で明らかにしたもので、「コロナの感染拡大で、このエリアの多数の人々が感染し、クルーニーやロバーツの近くで働いていたスタッフの何人かも感染したようです。あと2週間余りでゴールドコーストでの撮影が終了する予定でしたが、オル・パーカー監督が撮影中断を決定し、撮影開始は3か月後くらいになる予定です」。また「それに伴ってクルーニーとロバーツはアメリカに帰国したようです。クルーニーは、撮影のために伸ばしていた髭を剃り落としてハワイ経由でカリフォルニアに戻りました」と報じている。ウェーブしたブロンドのロングヘアに、パナマ帽をかぶった娘のエラを抱っこしたクルーニーが、プライベートジェットに乗り込む写真なども掲載されている。

『Ticket to Paradise』撮影のためオーストラリアに滞在していたクルーニーとロバーツ。撮影延期となり帰国
『Ticket to Paradise』撮影のためオーストラリアに滞在していたクルーニーとロバーツ。撮影延期となり帰国写真:SPLASH/アフロ

本作は、インドネシアのバリで撮影予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により、2021年3月にオーストラリアでの撮影へと切り替えられている。これにより少なくとも270人分の雇用が創出され、地元経済に4800万ドル(約54億円)の経済効果をもたらすといわれていた。しかし、2021年10月から現地入りを果たした関係者や俳優たちが、一般人と同じようにオーストラリア政府が指定したホテルで隔離生活を行った一方で、クルーニーは妻のアマルと双子の子どもたちと一緒に、ロバーツは単独で、私有地で隔離生活を行っていたという。これにより、特権階級への優遇としてオーストラリア市民などからも反発を買っていた。また本作に出演している俳優らが、隔離生活中のホテルでの食事などをSNSに投稿。あまりの格差に、「クルーニーやロバーツが少しサポートするべきではないか」といった声も寄せられていた。

【写真を見る】「オーシャンズ」シリーズで夫婦役を演じたクルーニーとロバーツ、ロマンティック・コメディで再共演!
【写真を見る】「オーシャンズ」シリーズで夫婦役を演じたクルーニーとロバーツ、ロマンティック・コメディで再共演!写真:EVERETT/アフロ


2人が『オーシャンズ11』(01)以来の元夫婦役を演じる本作は、10月21日全米公開予定。予定通り3か月後から撮影が開始されれば、公開日程の変更はなさそうだ。

文/JUNKO

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