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頭にプレートを埋められた女性の数奇な運命...カンヌ最高賞受賞作『TITANE/チタン』公開決定

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頭にプレートを埋められた女性の数奇な運命...カンヌ最高賞受賞作『TITANE/チタン』公開決定

第74回カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)に輝いたジュリア・デュクルノー監督の『TITANE』(原題) が、邦題『TITANE/チタン』として4月1日(金)より日本公開が決定し、ポスタービジュアルも解禁となった。

2020年の開催中止を経て再開した2021年のカンヌ国際映画祭で最高賞を受賞したのは突然変異の如く現れた、まさに怪物と話題に。その衝撃にカンヌをどよめきで揺るがせた圧倒的怪作がついに日本でもその全貌を明かす。幼い頃、交通事故に遭い頭蓋骨にチタンプレートを埋め込まれたアレクシア。事故以来、車への異常な執着心を抱き続ける彼女はある日、消防士のヴィンセントと出会い、奇妙な共同生活を始める。だが、アレクシアは自らの体の重大な秘密を抱えていた…。

監督は、鮮烈なるデビュー作『RAW~少女のめざめ~』(16)で、世界にその名を知らしめたジュリア・デュクルノー。長編2作目となる本作でカンヌの最高賞を奪取するという偉業を成し遂げた。エドガー・ライト監督は「完全に独創的。脳がブッ飛んだ」と語り、ポール・トーマス・アンダーソン監督も「警告する、心して見よ。身を任せて観た先に素晴らしい映画体験が待っていた」と絶賛している。

解禁となったポスタービジュアルには、髪をかきあげチタンの埋め込まれた頭をあらわにして振り向くアレクシアの姿が。見る者の目をとらえて離さないビビッドなビジュアルで、チタンがどんな運命をアレクシアとヴィンセントにもたらすのか、本編への期待が高まる。


現時点で世界各国84ノミネート22受賞と映画祭、映画賞を席巻中の本作。カンヌを、そして世界をどよめかせた圧倒的怪作の全貌を、映画館の大きなスクリーンで見届けたい。

文/タナカシノブ

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