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アカデミー賞で作品賞含む7部門にノミネート!『ベルファスト』3月25日(金)に日本公開決定

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アカデミー賞で作品賞含む7部門にノミネート!『ベルファスト』3月25日(金)に日本公開決定

名優にして名匠でもあるケネス・ブラナー監督が、脚本、製作を兼任した自伝的映画『ベルファスト』。同作の日本公開日が3月25日(金)に決定した。

【写真を見る】笑顔とユーモアでもって未来へと一歩踏み出す人々の力強い姿がモノクロ映像でつづられる
【写真を見る】笑顔とユーモアでもって未来へと一歩踏み出す人々の力強い姿がモノクロ映像でつづられる[c] 2021 Focus Features, LLC.

本作は、ケネス・ブラナーが自身の幼少期を過ごしたベルファストを舞台とする人間ドラマ。9歳の少年バディ(ジュード・ヒル)の目線を通し、時代に翻弄され様変わりしていく故郷の厳しい現実と、家族とともにそこで過ごした愛と笑顔と興奮に満ちた日々を力強いモノクロ映像で描きだす。

ベルファストで生まれ育ったバディは、家族と友だちに囲まれ、映画や音楽を楽しみ、充実した毎日を過ごす9歳の少年。笑顔にあふれ、たくさんの愛に包まれる日常は彼にとって完璧な世界だった。しかし1969年8月15日、プロテスタントの武装集団が街のカトリック住民への攻撃を始めたことで、バディの穏やかな世界は悪夢へと変わっていく。


第46回トロント国際映画祭の観客賞のほか、第79回ゴールデングローブ賞では最優秀脚本賞に輝いた本作。このほど発表された第94回アカデミー賞では、作品賞、監督賞(ケネス・ブラナー)、脚本賞(ケネス・ブラナー)、助演男優賞(キアラン・ハインズ)、助演女優賞(ジュディ・デンチ)、主題歌賞(「DOWN TO JOY」)、録音賞の7部門のノミネートを獲得する快挙に。これによりブラナーはキャスト&スタッフの両立場で計5回のアカデミー賞ノミネートとなったが、果たして本作で初の受賞を飾ることができるのか。さらに今回で8回目のノミネートとなるデンチは、『恋におちたシェイクスピア』(98)に続いて二度目の同賞受賞となるのだろうか。

日本時間3月28日(月)に開催される授賞式の結果とともに、世界が賞賛する感動のドラマの公開を楽しみに待ちたい。

文/足立美由紀

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