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“いい女”キャサリンが語る、アラフォー離婚&恋愛

インタビュー

“いい女”キャサリンが語る、アラフォー離婚&恋愛

キャサリン・ゼタ=ジョーンズが、アラフォー世代に勇気を与えるロマンティックコメディーに主演。離婚ほやほやの40歳シングルマザーと、24歳の青年との恋を描く『理想の彼氏』(11月27日公開)は、恋をしたいという女子におすすめしたいラブストーリーだ。演じたキャサリンは、どんなふうに感じたのだろうか?

まず、本作に出演したいと思ったきっかけから聞いてみたい。「実は、しばらくコメディーの出演作を探していたの。私はコメディーが大好きなのよ。ジョークを言い始めてもちゃんとオチを付けられないタイプなんだけど、ちゃんと脚本があって演じる機会があれば、いつも楽しんでるわ。今回は脚本を読んで、『すごい! こんな役、演じたことがないわ』と思った。私が演じるサンディはほろ苦い経験をするけど、まったく予期せぬところで恋を見つけるという点がとにかく気に入ったの」。

相手役のアラム役に扮するのは、『ナショナル・トレジャー』シリーズのジャスティン・バーサだ。サンディがアラムと出会ったのは、彼女が離婚してアパート探しを始めた直後だ。「彼も結婚生活が破たんしたばかりで、かなり悲惨な目に遭っていた。それがふたりの接点ね。どちらも相手からひどい仕打ちを受けたんだから。その後、彼女が悲惨なデートをしている間、彼がベビーシッターをしてくれたことから、ふたりは人間関係を築いていくの」。

私生活ではマイケル・ダグラスという素晴らしいパートナーがいるキャサリンだが、離婚したサンディの大変さについてこう語った。「離婚は大変よ。自分の人生は完成されて、永遠に続くと思っている時に、子ども2人を抱えて離婚。また最初からやり直さなくちゃならない。嫌な言葉だけど、“市場”に再び出て行って、大昔に終わったと思っていたデートというものをまたやらなきゃならないんだもの」。うーん……。順風満帆な家庭生活を送るキャサリンらしいリアルな意見だ。

では、新しい人生を歩んだサンディの成長を、彼女はどう演じようと思ったのか。「目の前の扉が閉ざされていて、先に進めない時ってあるわよね。私はサンディの人生において、その扉がどう閉ざされ、すべてが殺伐として見える様子を見せたかったの。もしもその上で強い気持ちを持ち、愛し愛されたいと思うなら、愛は手に入るということを伝えたかったの。彼女がまた花を咲かせる過程を見せたかったわ」。なるほど、離婚という困難を乗り越え、本当の幸せをつかんでいくというプロセス自体を見せたかったのか。だからこそ、サンディの生き方に共感が持てるのかもしれない。

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