なにわ男子・道枝駿佑の真剣な表情と、涙する福本莉子…『セカコイ』撮影現場からメイキング映像が解禁！

「金田一少年の事件簿」の5代目金田一一役に抜擢されたなにわ男子の道枝駿佑と、『君が落とした青空』(公開中)でも主演を務める福本莉子がダブル主演を務め、一条岬の同名小説を映画化する“セカコイ”こと『今夜、世界からこの恋が消えても』(7月29日公開)。現在鋭意撮影中の本作から、このたび場面カットとメイキング映像が解禁された。

恋愛映画の名手として知られる三木孝浩監督がメガホンをとり、『君の膵臓をたべたい』(17)で監督を務めた月川翔と『明け方の若者たち』(21)で監督を務めた松本花奈が脚本を担当する本作。

同級生の日野真織に嘘の告白をした神谷透。嘘の告白だと分かりながらも「お互いを本気で好きにならない」という条件のもとその告白を受け入れる真織。しかしいつしか本気で惹かれ合うようになり、透がついに想いを抑えきれなくなったころ、真織は自分の記憶が1日ごとにリセットされてしまう病であることを明かす。そんな真織に少しでも幸せな日々を届けたいと献身的に向き合う透は、“ある作戦”を立てることに。

2月にクランクインしたばかりの本作。劇中の季節設定が春から夏にかけてということで、雪のちらつく寒い屋外でも半袖やノースリーブで撮影に臨む。それでも寒さを感じさせない眩しい笑顔で役に向き合う道枝と福本。このたび解禁されたメイキング映像では、そんな2人が三木監督の指導を仰ぎながら、透と真織の初々しいデートシーンを試行錯誤しながら演じていく様子が収められている。

またクランクイン前に行われた台本の読み合わせに挑む姿も。緊張感がただよう室内で真剣な眼差しで互いの台詞を掛け合わせていき、読み合わせが終わった後も疑問の残る部分について監督に積極的に質問する2人。『思い、思われ、ふり、ふられ』(20)に続いて三木監督とタッグを組む福本は、撮影に対する不安やプレッシャーから三木監督の一言で涙してしまう場面も。強い覚悟と意気込みをもって本作に臨む2人が、劇中でどんな演技を見せてくれるのか。公開まで期待は高まるばかりだ。

文/久保田和馬