JO1、デビュー2周年の日に全員集結「11人でまた歩んで行く」と宣言！金城碧海は「ただいま」と笑顔の復帰

オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」で選ばれた11人によって結成されたボーイズグループ「JO1」の2年間に密着したドキュメンタリー映画『JO1 THE MOVIE 『未完成』-Go to the TOP-』の完成記念プレミア試写会が3月4日にTOHOシネマズ新宿で開催され、「JO1」が登壇。昨年10月より一時的に活動を休止していた金城碧海も参加し、「ただいまー！」とファンを前にうれしそうな笑顔を見せた。

大平祥生、川尻蓮、川西拓実、木全翔也、金城碧海、河野純喜、佐藤景瑚、白岩瑠姫、鶴房汐恩、豆原一成、與那城奨ら11人が「JO1」として過ごした激動の日々を追った本作。2020年3月4日のデビュー直後から新型コロナの影響を受け、様々な活動制限を余儀なくされてきた「JO1」。11人でグループを育んできた彼らの、2021年の念願の初となる有観客ライブまでの様子を余すことなく映しだしたドキュメンタリー映画だ。

10人で登壇した「JO1」だが、與那城の「映画のタイトルは『未完成』なんですが、僕たちが完成形に近づくために欠かせないメンバーがいますので、ちょっと呼んでみたいと思います」と切りだし、メンバーが「碧海(スカイ)！」と声を揃えて金城をステージに呼び込んだ。会場から大きな拍手が上がるなか、金城はメンバーとハイタッチをしながら立ち位置につき、「ただいまー！」と元気よく挨拶。「Go to the TOP! JO1です！」と11人で決めポーズをしたのち、金城は「めっちゃ緊張しています。久しぶりに皆さんの前に出られて、ここにいられるのもJAM(JO1ファン)の皆さんのおかげだし、メンバーのおかげだと思っています。まだまだ未完成ですけど、これから完成形に近づけるように頑張っていきたいと思っていますので、これからも応援よろしくお願いします」と想いを伝えていた。

川尻は「『JO1』が完成に近づくためには、碧海が必要不可欠な存在。これから11人と、たくさんのJAMの皆さんと、遠くまで歩いていけたらと改めて思いました」と喜びをかみ締め、「おかえり！」と金城に声をかけていた。また司会を務めたフリーアナウンサーの青木源太から「我こそは一番、碧海くんを待ってたよという自信のある方は？」と質問されると、佐藤が真っ先に手を挙げて「ずっと待っていました。僕は“See you！”(金城の決めポーズ)が大好きなので。あれがないと締まらない」とメンバーとうなずき合いながら、楽しそうに話していた。

この日、「JO1」はデビュー2周年を迎えた。ステージにはお祝いのケーキが運び込まれ、メンバーも「イエーイ！すごい！」と大喜び。白岩は2021年11月のライブを振り返り、「扉が開いた時に感謝やいろいろな想いが込み上げてきた。皆さんの泣いている顔や幸せそうなを見て、『僕はこのためにやっているんだ』と思った。夢の景色を見た瞬間でした」とファンとの対面が最高の喜びだと語っていた。

今後の目標について話が及ぶと、河野が「JO1は『やり終えたな』という日によくみんなでピザを食べるんですが、今年はピザNGで！」とキッパリ。「なんで!?」と周囲が困惑するなか、「全員ピザ禁止！ササミのお肉を食べて、筋トレして、もっとすばらしいマッスルを作っていきたいと思う」と意気込む。豆原は「20歳にもなりますので、年金も払わないと…」と現実的な発言を繰りだしつつ、「お酒も皆さんと一緒に！」とにっこり。金城も「みんなで笑顔になりたい。11人でガチガチのコント番組をやりたい」と希望を明かすと、最後には與那城が「僕たちはまだまだ未完成ではありますが、完成に向けて11人でまたイチから歩んで行きますので、応援よろしくお願いします！」と力強く宣言し、大きな拍手を浴びていた。

取材・文/成田おり枝