『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』が初登場1位に!『劇場版 呪術廻戦 0』も記録更新中
2022年に入り、早くも2か月が過ぎた3月最初となる5・6日の週末映画動員ランキング。久しぶりに新作が首位となる動きのある結果となった。
『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』が首位スタート!『余命10年』は初登場2位に
「映画ドラえもん」シリーズの第41作『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』が、前作から約1年半の期間を経てついに公開。土日2日間で動員32万2000人、興収3億9400万円をあげ初登場1位を飾った。初日から3日間の累計では動員35万人、興収4億4000万円を突破する好スタートとのこと。1985年に公開され、シリーズのなかでも突出した人気を誇る『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争』のリメイクで、小さな宇宙人パピと出会ったドラえもんたちが、彼とその故郷を守るために宇宙で大冒険を繰り広げる。
続く2位にも、動員16万2000人、興収2億2100万円をあげた『余命10年』が初登場。初日から3日間の累計では動員22万8000人、興収3億円を記録している。せつなすぎる小説としてSNSを中心に反響が広がりベストセラーとなった、夭逝の作家・小坂流加による小説を、小松菜奈と坂口健太郎の初共演で映画化。監督は『新聞記者』(19)、『ヤクザと家族 The Family』(21)の藤井道人が務めている。
新作ではほかに、テレビアニメ化もされた大ヒットアプリゲーム「あんさんぶるスターズ!!」の劇場版『あんさんぶるスターズ!!-Road to Show!!-』が6位にランクインしている。
『劇場版 呪術廻戦 0』は歴代興収ランキング22位に!
先週まで6週にわたって首位に君臨していた『劇場版 呪術廻戦 0』は3位に。しかし、土日2日間で動員8万7000人、興収1億3300万円をあげ、累計では動員885万人、興収123.9億円を突破するなど好調をキープ。歴代興収ランキングでは、最終興収124億円を記録した『美女と野獣』(17)と並ぶ22位まで順位を上げている。
既存作品では、7位の『牛首村』が累計で動員30万人、興収3億7000万円、8位の『コンフィデンスマンJP 英雄編』が動員193万人、興収26億円、9位の『ウエスト・サイド・ストーリー』が動員56万人、興収8億円としている。
今週末には、『TENET テネット』(20)のロバート・パティンソンが若き日のブルース・ウェインを演じる『THE BATMAN-ザ・バットマン-』、「アンネの日記」に現代アレンジを施したアニメーション『アンネ・フランクと旅する日記』、ケイト・ブランシェットがエグゼクティブ・プロデューサーを務めるギリシャ映画『林檎とポラロイド』といったタイトルが控えている。
文/サンクレイオ翼
1位 映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021
2位 余命10年
3位 劇場版 呪術廻戦 0
4位 愛国女子-紅武士道
5位 ナイル殺人事件
6位 あんさんぶるスターズ!!-Road to Show!!-
7位 牛首村
8位 コンフィデンスマンJP 英雄編
9位 ウエスト・サイド・ストーリー
10位 アンチャーテッド
※興行通信社調べ