大ファンを公言する[Alexandros]川上洋平も『THE BATMAN-ザ・バットマン-』を称賛!「初めてバットマンがヴィランを超えた映画」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
大ファンを公言する[Alexandros]川上洋平も『THE BATMAN-ザ・バットマン-』を称賛!「初めてバットマンがヴィランを超えた映画」

インタビュー

大ファンを公言する[Alexandros]川上洋平も『THE BATMAN-ザ・バットマン-』を称賛!「初めてバットマンがヴィランを超えた映画」

DCコミックス原作の人気ヒーローの新たな活躍を描く『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(公開中)は、バットマンになって2年目、若き日のブルース・ウェインが、謎の知能犯リドラーと対峙するサスペンスアクションだ。3月4日(金)から上映が始まった米国では、週末3日間の興行収入が1億3400万ドル(約156億円)と発表され、今年公開の作品でトップに立っており、映画批評を集積・集計する「Rotten Tomatoes」でも批評家の満足度86%、観客の満足度89%と高評価を得ている(3月11日時点)。

グランジっぽさも感じさせるカート・コバーンをイメージして作り上げられた新たなバットマン像
グランジっぽさも感じさせるカート・コバーンをイメージして作り上げられた新たなバットマン像[c] 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & [c] DC

そんな本作について、ロックバンド、[Alexandros]のボーカル&ギターを務め、映画好きとしても知られる川上洋平にインタビュー。実は川上が人生で初めて映画館で鑑賞した映画がティム・バートン版『バットマン』(89)であり、「大のバットマン好き」を公言している。本作鑑賞直後のタイミングでインタビューを開始した際には、興奮冷めやらぬ様子で、「すごい作品でした…」と大絶賛。ストーリーや音楽の魅力を語ってもらうと共に、“バットマン2年目”というワードにちなみ、ミュージシャンになって2年目の当時の川上自身についても振り返ってもらった。

映画好きで知られ、「バットマン」ファンを公言する[Alexandros]の川上洋平(写真右から2人目)
映画好きで知られ、「バットマン」ファンを公言する[Alexandros]の川上洋平(写真右から2人目)

「ブルースでいる時は仮の姿で、バットマンの時が真の姿。その名のとおり、“ザ・バットマン”な映画でした」

「新しいバットマンをよくぞ令和に生みだしてくれました。これまでのバットマンはブルース・ウェインが主人公で、どうやってバットマンになっていくのかが描かれていたと思います。だけど今回は、バットマンが主人公だった。ブルースでいる時は仮の姿で、バットマンの時が真の姿のようだったなと。その名のとおり、“ザ・バットマン”な映画でした。すごく好きです」。

鑑賞後の熱量が高いまま、余すことなく感想を述べてくれた川上。続けて、本作のメガホンをとった『クローバーフィールド HAKAISHA』(08)やリブート版「猿の惑星」シリーズのマット・リーヴス監督の手腕についても絶賛する。

「(『バットマン』は)これまでも数多くの監督によって映像化されてきて、さらに『ジョーカー』がアカデミー賞を受賞(主演男優賞と作曲賞)したあととなれば期待値も高まるし、どう落とし込むかすごく難しかったと思うんですよ。にもかかわらず、これだけ新鮮で、新しいバットマンに触れさせてくれたマット・リーヴス監督はすごい。非常にマットらしい作品かつ観たことのないバットマンでした」。

ロバート・パティンソンが演じる、バットマンになって2年目の若きブルース・ウェイン
ロバート・パティンソンが演じる、バットマンになって2年目の若きブルース・ウェイン[c] 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & [c] DC

「どこかに闇や葛藤、傷を抱えていて、それが見え隠れする。バットマンのそんな弱さにも惹かれていた」

川上がティム・バートン版『バットマン』を観たのは小学校1年生の時。たまたま、テレビのCMで流れていた予告編を目撃し、これまで見てきたヒーローとは一線を画すバットマンの姿に惹かれたという。そして、本作を鑑賞したあとにも、「小学生の時の純粋な気持ちが甦った」と語っている。

「当時見ていた日本ならではの特撮ヒーローとは違い、すごく大人っぽく感じたんですよ。正直、最初に観た時は、作品の意味はそんなにわかっていなかったと思います。だけど、とにかくカッコよかった。バットマンって善と悪がハッキリと分かれていないヒーローで、どこかに闇や葛藤、傷を抱えていて、それが見え隠れする。そんな弱さにも惹かれていたのだと思います。そして、『THE BATMAN』はそこを上手くついた作品だったなと。当時はよくわからないまま物語に、そしてバットマンの活躍に引き込まれていました」。


ティム・バートン版『バットマン』を観た当時の「純粋な気持ちが甦った」と川上は振り返る
ティム・バートン版『バットマン』を観た当時の「純粋な気持ちが甦った」と川上は振り返る[c] 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & [c] DC
■川上洋平
4人組ロックバンド[Alexandros]でボーカル&ギターを担当し、ほぼ全曲の作詞・作曲を手掛ける。2021年放送の日本テレビ系ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない‼」でドラマ出演。ほかラジオパーソナリティ、コラム執筆など幅広いジャンルで活躍。2022年2月にニューシングル「Rock The World / 日々、織々」をリリース。4月28日(木)に[Alexandros]が結成当初から行われてきたライブイベント「THIS SUMMER FESTIVAL 2022」を2年ぶりに東京国際フォーラムにて開催する。


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