JO1、初のドキュメンタリー映画が捉えた“奇跡の12羽の鳥”「JAMは12人目のメンバー」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
JO1、初のドキュメンタリー映画が捉えた“奇跡の12羽の鳥”「JAMは12人目のメンバー」

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JO1、初のドキュメンタリー映画が捉えた“奇跡の12羽の鳥”「JAMは12人目のメンバー」

オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」で選ばれた11人によって結成されたボーイズグループ「JO1」の2年間に密着したドキュメンタリー映画『JO1 THE MOVIE 『未完成』-Go to the TOP-』の公開記念舞台挨拶が3月12日にTOHOシネマズ新宿で開催され、「JO1」と稲垣哲朗監督が登壇。ファンを前に、映画公開の喜びを語った。

大平祥生、川尻蓮、川西拓実、木全翔也、金城碧海、河野純喜、佐藤景瑚、白岩瑠姫、鶴房汐恩、豆原一成、與那城奨ら11人が「JO1」として過ごした激動の日々を追った本作。2020年3月4日のデビュー直後から新型コロナウイルス感染症の影響を受け、様々な活動制限を余儀なくされてきた「JO1」。11人でグループを育んできた彼らの、2021年の念願の初となる有観客ライブまでの様子を余すことなく映しだしたドキュメンタリー映画だ。この日のイベントの模様は、日本全国101館の上映劇場と中継を結び、ライブビューイングも行われた。ファンの前に登場したメンバーは全員で「Go to the TOP!JO1です!」と元気に挨拶した。

佐藤景瑚、ポップコーンを持って登場!
佐藤景瑚、ポップコーンを持って登場!

ついに公開を迎え、「映画館が大好き」という佐藤はポップコーンを持って現れた。河野は「まさか映画館がJAM(JO1ファンの総称)でいっぱいになると日が来るなんて思ってもいなかったです。最高の1日です」と感激の面持ち。金城は「楽しかった人ー!泣いちゃった人ー!」と会場に語りかけ、たくさんの手が挙がると「よかったです」と喜びをかみ締めながら、「JAMの方が『JO1』を知らない人と一緒に映画館に行って、『こういうメンバーで、こういうストーリーがあったんだと知れた(人がいる)』という情報を聞いて、すごくうれしくて。愛されているなと思いました」とうれしそうに話していた。

【写真を見る】JO1、11人揃って黒スーツでJAMの前に登場!
【写真を見る】JO1、11人揃って黒スーツでJAMの前に登場!

お気に入りのシーンについて聞かれると、川尻が「(楽曲)『飛べるから』が流れる瞬間」と回答。「そこで12羽の鳥が、奇跡的に飛んでいる。僕らとJAM。大きい空をみんなで飛んでいるのが、ラストにぴったり。今後の僕たちを表しているようで、希望を感じられるラストシーンだったので、お気に入りのシーンです」と明かすと、稲垣監督は「たまたま鳥が飛んできて、たまたまそれが12羽だった。“ガチ鳥”です」キッパリ。「佐藤景瑚くんも言っていたけれど、JAMは12人目のメンバー。全部がそこでピタッときた。僕も感動的でした」と奇跡的な瞬間が撮れたと話していた。


豆原一成、メンバーといると「楽しい!」
豆原一成、メンバーといると「楽しい!」

あらゆる場面に密着し、稲垣監督によると総撮影数は「ハードディスクの容量で言うと、50テラバイト」にもなったという。鶴房は「お風呂のなかも寝ている時でも撮っていただいて構わない」とさらりと語りつつ、「唯一ちょっと思ったのは、ライブのリハーサルの時に服を着替えてる時に(カメラが)入って来られた時があって。全然見せちゃってもいいんですけど、大丈夫かなって」続け、これには周囲が「お風呂はよくて、それはダメなの!?」と大笑い。

稲垣監督がメンバーの素顔について明かすひと幕もあり、豆原の印象について稲垣監督は「ダンスへの純粋な想いとあいまって、男らしさを兼ね備えた最年少メンバー。10代とは思えないしっかりとした受け答えに、最初は驚きました。いつも冷静なイメージがありますが、たまにスイッチが入った時のテンションの上がりぶりが好きです」と吐露。豆原は「気付かないうちにテンション上がっています。やっぱり『JO1』と一緒にいると楽しくなっちゃう」とメンバーへの愛情をあふれさせていた。

取材・文/成田おり枝

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