次世代の才能を発掘する「沖縄国際映画祭」“クリエイターズ・ファクトリー”上映作品決定！
今年は4月16日(土)と17日(日)の2日間行われる「島ぜんぶでおーきな祭 第14回沖縄国際映画祭」。本映画祭の「クリエイターズ・ファクトリー」部門の作品ラインナップが明らかとなった。
「クリエイターズ・ファクトリー」は、次世代を担う映像作家を発掘する目的で開催。一作目は、2021年度にグランプリを受賞した、大河聡監督の新作『赫丹物語(あかにものがたり)』。古びたアパートの一室で、年の離れた恋人と暮らすイラストレーターの女性が、ある時出会った“彼女”により世界が変わっていく姿を描く。
そして同年に審査員特別賞を受賞した、西村翼監督の新作『シルバーロード』は、映画を作るべく上京するも、仕事に追われ映画を作れず、彼女にも別れを告げられてしまう男性ケンを主人公としたボーイミーツガール。必然にも思える出会いをはたした女性ナギサを主演にして、ケンは再び映画作りを志していく。
さらに、2018年度にグランプリを受賞し、その後に開催されたワークショップにて商業映画デビューの権利を獲得した、宮嶋風花監督の当時の受賞作『親知らず』も上映。さらに当日は宮嶋監督の新作、制作発表も行われるという。
今年は、沖縄県が本土復帰50周年の節目ということもあり沖縄を舞台にした作品が多数ラインナップされる「沖縄国際映画祭」。その他の上映作品や関連イベントについては、順次発表されるので、今後の続報にも注目しよう。
文/サンクレイオ翼
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