岡田准一×坂口健太郎『ヘルドッグス』松岡茉優、北村一輝、大竹しのぶが狂犬コンビを取り巻く強烈キャラに！

監督と脚本を務める原田眞人が『関ヶ原』(17)、『燃えよ剣』(21)に続いて3作目のタッグとなる岡田准一を主演につむぐ『ヘルドッグス』(9月16日公開)。同作に松岡茉優、北村一輝、大竹しのぶが出演することが決定。あわせてコメントが到着した。

本作は、デビュー作「果てしなき渇き」が第3回「このミステリーがすごい！」大賞に選ばれた深町秋生の「ヘルドッグス 地獄の犬たち」を原作とする、ノンストップクライムエンターテインメント。岡田が復讐のために生き、関東最大のヤクザ組織「東鞘会」への潜入という危険なミッションを任される元警官の兼高昭吾、坂口が死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱える、組織の一員である室岡秀喜に扮する。

警察のデータ分析によると相性“98％”という兼高＆室岡の“狂犬コンビ”は、猛スピードで組織を上り詰め、お互いになくてはならない存在となっていく。そんな2人を取り巻く一筋縄ではいかない強烈なキャラクターとして、2人が所属する神津組のボスの愛人であり、刺激が大好きで挑発的なグリーンヘアの吉佐恵美裏を松岡、2人のボスで東鞘会最高幹部 “東鞘会三羽烏”の一人であり、任侠100%の人情組長の土岐勉を北村、そして東鞘会に恨みを持ち、マッサージ師として組織内部にも入り込む潜入捜査員の連絡係である衣笠典子を大竹が演じる。

松岡は「台本を読んだ時に、私が平成生まれで、女性だからこそ、いまの新しい価値観の子たちが見たときにギャップを感じない、さらに共感を得るキャラクターにできたらいいなと思いました」とコメント。さらに「赤いリップを引きたいと思ったんです。口紅が赤なら髪は補色の緑だと、ちょっと目で追っちゃう色合いだなと思って。赤の補色であれば、最初は青ということも考えましたが、ゆっくり青緑になっていき、最終的に緑の髪色になりました」とビジュアル面でのこだわりについて明かした。
そして北村は「人間性が結構かっこよかったりする、筋が通っていて、非常に魅力的な役だなと思いました」と演じる役柄について語り、大竹は「岡田さんは全然変わらず、初めてご一緒した当時に戻ったみたいで楽しかったです。『全く変わってないね』と話したら、私も変わってないと言われて、撮影の合間は色々な思い出話に花を咲かせました」と岡田との久しぶりの共演となった撮影を振り返った。

“潜入捜査”という秘密を抱えた最狂バディの運命は？徐々に全貌が明らかになっていく『ヘルドッグス』から目が離せない。