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ダニエル・クレイグがコロナ感染、主演舞台を開演2時間前にキャンセル

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ダニエル・クレイグがコロナ感染、主演舞台を開演2時間前にキャンセル

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(20)を最後に6代目ジェームズ・ボンドを引退したダニエル・クレイグが、新型コロナウイルスに感染。現地時間4月2日、ブロードウェイの舞台「マクベス」の公演時間まで2時間を切った段階で、昼夜2公演がキャンセルされたことが明らかになった。

ダニエル・クレイグ主演の舞台「マクベス」が、クレイグらのコロナ感染により約1週間休演となることが発表された
ダニエル・クレイグ主演の舞台「マクベス」が、クレイグらのコロナ感染により約1週間休演となることが発表された写真はMacbeth On Broadway(@macbethbway)公式Instagramのスクリーンショット

同公演の主催者側がSNSに、「今日の午後にダニエル・クレイグがコロナに感染していることが明らかになったため、マチネ(昼の部)及び夜の部の公演をキャンセルします。チケット保有者には大変ご迷惑をおかけすることをお詫びいたしますが、観客の皆さん、出演者及びクルーの安全が第一です」と投稿し、チケットの払い戻しについても言及した。

その後新たに、「限定的ではありますが劇団内でも陽性者が出たため、4月7日まで公演をキャンセルします」と発表。クレイグの症状などについては明らかにされていない。特に4月2日の昼の部は、なにも知らずに劇場に訪れた人でごった返していたほか、この公演を見るためにニューヨークを訪れていた人たちからは、仕方がないこととはいえ落胆する様子が「E!」などで伝えられている。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を最後に6代目ジェームズ・ボンドの引退を表明したクレイグ
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を最後に6代目ジェームズ・ボンドの引退を表明したクレイグ[c]Everett Collection/AFLO


クレイグは、ブロードウェイの舞台としては、2009年にはヒュー・ジャックマンと2人舞台「A Steady Rain」で、2013年には、2011年に結婚したレイチェル・ワイズと「背信」で共演。2016年にはデヴィッド・オイェロウォと共に、「オセロ」でオフ・ブロードウェイの舞台に立っている。

クレイグがマクベス役、妻役をルース・ネッガが演じている「マクベス」は、ロングエーカー劇場で現地時間3月29日からプレビュー公演が始まったばかり。本公演は4月28日から7月10日までの限定公演となっている。

ニューヨーク市では、3月7日から学校でのマスクの着用のほか、レストランや劇場などでのワクチン接種証明の確認義務といった規制が撤廃されている。ブロードウェイなどでは4月30日までの間はマスクの着用や接種証明を求めているが、4月15日には今後の方針が明らかにされる予定。

文/JUNKO

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