【連載】「MINAMOの話をきいてミナモ?」 第2回 “モテ”について考えて気づいたこと|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
【連載】「MINAMOの話をきいてミナモ?」 第2回 “モテ”について考えて気づいたこと

コラム

【連載】「MINAMOの話をきいてミナモ?」 第2回 “モテ”について考えて気づいたこと

いま人気急上昇中のAV女優、MINAMOが愛する映画や本、音楽、さらには自身の様々なことを語る連載「MINAMOの話をきいてミナモ?」。第2回はいろんな映画のキャラクターに触れながら、“モテ”について語っていただきました。

人の感情を振り回す“モテ”の正体とは

【写真を見る】人気急上昇のAV女優MINAMOが"モテ"について語る!
【写真を見る】人気急上昇のAV女優MINAMOが"モテ"について語る!撮影/SAEKA SHIMADA ヘアメイク/上野知香 撮影協力/シネマ・ジャック&ベティ

モテる、モテない。

いつの間にか覚えたこの言葉に悲しんだり喜んだりと、ずいぶん振り回されてきた。“モテ”というのを意識し始めたのは小学4年生の頃からだろうか。一つの社会の中には自然とカーストというものが無意識に作られる。どこの学校もそうかもしれないが、私のいた小学校では「運動ができる、面白い、可愛い、親がお金持ち」などという理由で一躍キラキラまぶしい存在になった子たちがいた。自分とは遠く離れたその子たち。そこからモテるというのを意識し始めたのだ。

「モテ女の必須条件」「モテる男の定義」などというキャッチーなフレーズをどこかで誰しも聞いた事があるだろう。かくいう私も昔雑誌で見たモテる女の特集の箇条書きに必死にチェックマークを入れていたものだ。だが時代の価値観も変わり、年齢や性別を超えた世界がたくさん広がった今、ステレオタイプにこれをしたらモテるなんて言うのは、少なくとも私には合わないなと思っている。このテーマを決めてから色々な人から話を聞いた。


「モテとはいったいなんだと思いますか?」この質問をされると、みんな困った声を出す。それは私も同じだ。このテーマにしようと意気込んだのはいいが、こんな壮大なテーマに手を出すんじゃなかった。少し後悔したが決めてしまったものはしょうがない。モテについてなんとなく今までたくさん私なりに考えてきた事を書こうと思う。

私がここで書きたいのは何故だか分からないけれど、惹きつけられる人。そんな人たちについて映画のキャラクターを引き合いに出しながら、モテというよく分からないコトについて考えていきたい。何事も具体的な何かを通して見たほうが受け取りやすいというのが私の人生で学んだことだ。

■MINAMO プロフィール
京都府出身。2021年6月にSOFT ON DEMANDよりAV女優としてデビュー。趣味は映画&レコード鑑賞、読書。
YouTubeにて「MINAMOジャンクション」を配信中。
Twitter:@M_I_N_A_M_O_
Instaglam:minamo_j


人気セクシー女優がエンタメ愛を語るエッセイ連載「MINAMOの話をきいてミナモ?」

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