エドが撮影休憩中に肩もみ!?『鋼の錬金術師完結編復讐者スカー』描き下ろし入場特典第2弾解禁

月刊「少年ガンガン」で連載された荒川弘の人気漫画を二作連続で実写化する『鋼の錬金術師　完結編復讐者スカ―』(5月20日公開)と『鋼の錬金術師完結編最後の錬成』(6月24日)。このたび『復讐者スカー』の入場者特典第2弾のビジュアルが解禁。さらにYouTubeにて特番の配信が決定した。　

原作漫画は、錬金術が存在する架空の世界が舞台のダーク・ファンタジー。連載開始20周年新プロジェクトとして発表された今回の二部作は、エドとアル兄弟の物語の最終章を、原作のままに映像化することを追求。国家錬金術師の抹殺を誓う男スカーとの対決を描く『復讐者スカー』と、国家を揺るがす巨大な陰謀に導かれる『最後の錬成』を連作で、壮大なスケールで描き出す。前作に引き続き山田涼介がエドを演じるほか、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多らが続投。内野聖陽、新田真剣佑、舘ひろしらが新たに重要なキャラクター役で名を連ねている。

今回解禁されたのは、『復讐者スカー』公開2週目の5月27日(金)～29日(日)の3日間に先着で配布される入場者特典に用いられる荒川の描き下ろしイラスト。原作のキャラクターたちが映画の撮影に臨む様子を収めた、撮影の休憩中の一コマ的なビジュアルは、エドが、大御所俳優さながらの佇まいで休憩するヴァン・ホーエンハイムの肩をもむ姿、その横には身体を取り戻したアルがホーエンハイムをうちわで扇ぐ微笑ましい姿も。さらにアイスを食べるスカー、エンヴィーとグラトニーが日傘をさしながら移動する姿、リン・ヤオが背中を向けている姿など、各キャラクターの個性が切り取られている。

荒川は、自身も撮影現場を訪問したことを明かし「撮影風景がとても面白かったので、原作絵で楽しい感じのイラストを描きたいと思い、このイラストを描かせていただきました」とコメントを寄せている。キャラクターたちが今にも動き出すのでは？と思えるほど、活き活きと描かれ、実写映画の撮影も活気に満ちていたことが想起される。

また映画公開を記念し、ワーナーブラザース公式YouTubeチャンネルにて、特番「『鋼の錬金術師』PERFECT GUIDE」が全5回で配信されることも決定。5月5日(木・祝)19時配信の1回目は、エドとアルが禁忌を犯して“人体錬成”を行った理由、その代償で失った身体を取り戻そうと冒険へ出た経緯など、シリーズにおける重要な情報が散りばめられた予習的な内容となっている。以降も5月12日(木)、5月19日(木)、6月16日(木)、6月23日(木)の19時に配信される予定だ。2ヶ月に渡る映画公開月間を、特典や映像でじっくり充実させて本編を楽しんでほしい。

文/サンクレイオ翼