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嵐莉菜、18歳新成人に「しっくりこない(笑)」奥平大兼は撮影現場で大人を実感!

イベント 2022/5/7 18:55

嵐莉菜、18歳新成人に「しっくりこない(笑)」奥平大兼は撮影現場で大人を実感!

是枝裕和監督率いる「分福」気鋭の新人監督、川和田恵真の商業映画デビュー作『マイスモールランド』(公開中)の公開記念舞台挨拶が7日、新宿ピカデリーにて開催され、嵐莉菜、奥平大兼、川和田監督に加え、劇中で嵐演じる主人公サーリャの家族を演じた、マズルム役のアラシ・カーフィザデー、アーリン役のリリ・カーフィザデー、ロビン役のリオン・カーフィザデーが登壇した。

【写真を見る】2作目の映画出演に「戻ってきたという気持ち」とうれしそうに語る奥平大兼
【写真を見る】2作目の映画出演に「戻ってきたという気持ち」とうれしそうに語る奥平大兼

嵐は、サーリャの家族を演じたアラシ、リリ、リオンの3人が実の家族であることに触れ、「信じられない光景ですが、家族にとって貴重な体験です」コメント。舞台挨拶前の控室ではかなり賑やかだったことをMCから明かされると、「いつもあんな感じでワイワイしています」と満面の笑みを浮かべた。海外の映画祭で「あの家族は幸せに暮らせているのか?」と質問を受けることが多かったという川和田監督は、「クレジットで名前を見て、本当の家族だと分かると、物語も実際にこの家族に起きたことだと思い込んでいる方が多かったようです。食事のシーンの撮影では座っているだけで雰囲気がでていました」と家族だから出せた“リアル”な雰囲気だったと語った。


新成人18歳への思いを語った2人
新成人18歳への思いを語った2人

奥平は「莉菜ちゃんから、弟がすごくかわいいと聞いていたので、会いたくてたまらなかったのですが、現場で初めて会ってほしいと監督からリクエストされていて、写真も見ないように言われていました」としょんぼり。「でもそのおかげで、初めてあった時には、こんなかわいい弟なら、(莉菜ちゃんが)語りたくなるのも分かる!と納得しました」とリオンの顔を愛おしい様子で見つめていた。

『MOTHER マザー』(20)に続き、本作が2本目の映画出演となった奥平。「映画で始まった身としては、また映画の場所に戻ってきたような感覚でとてもうれしいです」とニッコリ。「成長した一面が見せられたらいいなと思っていました」と2度目の映画出演に込めた思いを振り返っていた。

撮影現場で「人の心を動かすこと」にうれしさを感じたという
撮影現場で「人の心を動かすこと」にうれしさを感じたという

嵐は「面会室でのシーン」が思い出に残っているとし、「撮影後、川和田監督が泣いていて…。私の演技で人を感動させることができるということに、すごく感激しました。初めての感情でしたが、とてもうれしかったです」と満面の笑みを浮かべた。このシーンについては父のアラシにとっても思い出があるそうで、「怒りで大声を出すシーンで、本当に僕が怒っているのかと勘違いしたリオンが泣き出してしまうハプニングがありました。あの時はごめんね」とお詫びをする場面もあった。川和田監督は冒頭の結婚式のシーンを描くうえで、実際にもいくつかの結婚式に参加したことも明かし、作品のすみずみまでリサーチが活きていることに触れていた。

作品を「広めていくことが大切」と改めて決意を語った
作品を「広めていくことが大切」と改めて決意を語った

イベントで是枝監督からの手紙がサプライズで読み上げると、川和田監督は溢れる涙を拭いながら、「是枝監督の背中をずっと見ながら映画作りをしてきました。時間はかかってとても大変でしたが、やってきて本当によかったです。ここで止まることなく、この作品を多くの方に届けることが、これから私がやるべきことだと思っています」と力強く思いを伝えていた。

観客のためのフォトセッションでの嵐&奥平
観客のためのフォトセッションでの嵐&奥平

嵐と奥平は18歳を迎え、新成人となった。嵐は「私のなかでは20歳が新成人のイメージなので、しっくりこないです」と苦笑い。しかし、「責任感を持って、生活しようと思っています」と新成人としての決意を語った。同じく実感はあまりないという奥平は「先日、初めて日をまたいで撮影する機会がありました。ちょっと前まで時間制限があったのに…」と懐かしそうな表情を浮かべ「高校も卒業して、日をまたいだ撮影も経験して、改めて大人ってすごいと思いました。僕はちょっと眠かったです(笑)」と照れながらも「僕もがんばろうという気持ちになりました」と撮影現場で実感した新成人への思いを語った。

「作品を広めて!」と呼びかけた
「作品を広めて!」と呼びかけた

嵐は、本作への思いはオーディションの時からかなり強かったとし、「いま、こうやってみなさんに観てもらえることがとても幸せです。感想を楽しみにしています。そして、この作品をたくさんの方に広めていただけたらうれしいです」と笑顔で呼びかけていた。

川和田監督は「映画で描いていることは、身近で起きていること」と説明し、「少しずつ知ることで理解が重なっていきます。無関心が関心に変わっていくことで社会が動きます。そんな作品になればいいなと願っています」と改めて作品に込めた思いを伝えると、会場は大きな拍手に包まれた。

取材・文/タナカシノブ

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