『トップガン マーヴェリック』がV2達成!『ククルス・ドアンの島』も大ヒットスタート
6月4日と6月5日の全国映画動員ランキングが発表され、先週初登場で首位を飾った『トップガン マーヴェリック』(公開中)が2週連続で1位を獲得した。
興収30億円まであと少し!『トップガン マーヴェリック』が圧勝
今週の動員ランキングでは、土日2日間で観客動員47万1000人、興行収入7億5700万円を記録した『トップガン マーヴェリック』が2週連続で圧勝V。前週末の観客動員は52万5000人、興収は8億2500万円だったが、そこからほとんど落ちることなく推移し、累計動員数は早くも188万人を突破。興収は28億9000万円と、興収30億円突破も目前に迫っている。
また公開4週目を迎え、2週連続で2位をキープした『シン・ウルトラマン』(公開中)は、土日2日間で動員15万6000人、興収2億3400万円をあげ、累計成績では動員214万人、興収31億円を突破した。
伝説のエピソードがスクリーンに復活!
3位には、1979年に放送されたテレビアニメ「機動戦士ガンダム」の伝説的エピソードである第15話を映画化した『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』(公開中)が初登場。6月3日の初日から3日連続で舞台挨拶を行ない熱狂的なファンを中心に支持を集めた同作は、金曜日と土曜日の2日間で観客動員数およそ15万人、興行収入およそ3億円と発表されており、最終興収22.3億円の『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(19)と同水準のヒットスタートとなった。
そのほか新作では、累計発行部数550万部を超えるおおのこうすけの同名コミックをもとに、玉木宏主演で2020年に放送された人気テレビドラマを映画化した『極主夫道 ザ・シネマ』(公開中)が6位にランクイン。こちらは30代から40代の女性を中心に、土日は子ども連れの姿も見られるなど幅広く集客しているようだ。
また公開8週目となる『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(公開中)は累計成績で動員617万人、興収86億円を突破。公開7週目の『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』(公開中)は、累計成績で動員は157万人を超え、興収は19億円に迫っている。
今週末からは、鳥山明が脚本やキャラクターデザインを務めた「ドラゴンボール超」の劇場版第2弾『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』(6月11日公開)などが控えている。
文/久保田 和馬
1位『トップガン マーヴェリック』
2位『シン・ウルトラマン』
3位『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』
4位『映画 五等分の花嫁』
5位『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』
6位『極主夫道 ザ・シネマ』
7位『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』
8位『死刑にいたる病』
9位『流浪の月』
10位『大河への道』