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土屋神葉ら人気声優陣が舞台挨拶『映画 バクテン!!』は「前向きになれる、元気になれる作品」

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土屋神葉ら人気声優陣が舞台挨拶『映画 バクテン!!』は「前向きになれる、元気になれる作品」

フジテレビ・ノイタミナ放送のオリジナルテレビアニメを映画化した『映画 バクテン!!』(7月2日公開)の完成披露上映会イベントが、6月11日に新宿バルト9で開催され、土屋神葉石川界人、近藤隆、下野紘、神谷浩史、佐倉綾音ら声優陣が登壇し、本作の見どころなどを語った。土屋は『映画 バクテン!!』について、前向きになれる、元気になれる作品だとアピールした。

「バクテン!!」は宮城県岩沼市を舞台に、男子新体操と出会った少年、双葉翔太郎が、私立蒼秀館高等学校(通称:アオ高)男子新体操部に入部し、チームで奮闘していくスポ根×青春群像劇。舞台挨拶では、主人公・双葉翔太郎役の土屋をはじめ、アオ高の男子新体操部のメンバー役の声優陣が集結した。土屋は、スタジオにも見学に行ったことに触れ、そこのスタッフの方が制作してくれた映画が、皆さんに観ていただけると思うととてもうれしい、と喜びを口にした。

美里良夜役の石川は、「バクテン!!」の魅力について”青春”というキーワードを挙げ、青春をあまりしてこなかったという自分自身も胸に刺さること、理想が詰まっている作品だと話し、本作PVはテレビシリーズとは変わって、シリアスな印象だとし、青春のなかには暗い面もあるけれど、そのうえで明るい未来を目指していこうという姿が魅力だと語った。

【写真を見る】『映画 バクテン!!』のキービジュアル
【写真を見る】『映画 バクテン!!』のキービジュアル[c]映画バクテン製作委員会

築館敬助役の近藤は、シナリオの人物描写が丁寧で演じやすかったと語り、観ていただくお客さまも観やすかったのかもしれないとのこと。女川ながよし役の下野は、リアリティがある作品と言い、おいしいものを食べたり、新体操とは関係のないところでいざこざが起きたりする部分も含めて共感でき、多くの人に愛されたのかなと話した。

亘理光太郎役の神谷は、アニメーションは派手なものが評価されがちだけど、絵が動くことが魅力の一つで、「バクテン!!」は一見、地味ながらもストーリーがしっかりしていてキャラクターたちが生き生きしているとその魅力を口にした。

栗駒あさを役の佐倉は、新体操の描写が印象深いと言い、「バクテン!!」は跳ぶときに光や火花が飛んだり、体の軌跡を光が描いたりする部分に目が奪われるし、新体操をアニメーション化するときの1つのスパイスになっているとアピール。


本作の見どころについて、土屋は、日常の音がドラマチックに聞こえたり、BGMにも注目ですと、石川は、「亘理」という一言を述べる。近藤は、1本1本の指の動き、震え具合など細かいところまで見てくださいと、下野は、表情に注目していただきたいと、神谷は、丁寧にだましてくれるところだと、佐倉は、アオ高のライバルにあたる「シロ高」を挙げ、その理由は映画を観ていただけたらと、期待感を煽った。

締めの挨拶では、石川が「バクテン!!」は映画だけを観ても楽しめるけど、映画を観るとテレビシリーズも観たくなる、どちらを先に観ても楽しめる作品だとアピールすると、土屋は、ティザービジュアルが解禁された際に石川と2人で盛り上がったと言ったうえで、その理由がエンディングでわかるので最後まで楽しんでくださいと締めくくり、舞台挨拶は大盛況のまま、幕を閉じた。

文/山崎伸子

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