「ワンパンマン」ハリウッド実写版、「ワイルド・スピード」シリーズ監督により年末から撮影開始!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
「ワンパンマン」ハリウッド実写版、「ワイルド・スピード」シリーズ監督により年末から撮影開始!

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「ワンパンマン」ハリウッド実写版、「ワイルド・スピード」シリーズ監督により年末から撮影開始!

テレビアニメ化もされ好評を博したONE原作、村田雄介作画の人気コミック「ワンパンマン」。そのハリウッド実写映画版の監督に、「ワイルド・スピード」シリーズで知られるジャスティン・リン監督が就任したことが明らかになった。「Deadline」が報じている。


シリーズ化も視野に!?「ワイスピ」ブームの立役者はヒット漫画をどう描くのか
シリーズ化も視野に!?「ワイスピ」ブームの立役者はヒット漫画をどう描くのか[c]Everett Collection/AFLO

特訓によってどんな敵でも一撃で倒せる最強の力を手に入れたスーパーヒーローのサイタマが、悪との戦いに飽き飽きしながら、自分に相応しい相手を探す姿を描いた「ワンパンマン」。2009年にウェブコミックとして連載が始まり、その後集英社の「となりのヤングジャンプ」にてリメイク版として連載。日本のみならず世界中で人気を獲得し、2020年4月にハリウッド実写映画版の製作決定の第一報が伝えられた。

「ワイスピ」シリーズの第3作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(06)から、第6作『ワイルド・スピード EURO MISSION』(13)までを手掛け、同シリーズの人気を確立した立役者として知られるリン監督。その後『スター・トレック BEYOND』(16)で監督を務め、実写&アニメのハイブリッド作『スペース・プレイヤーズ』(21)では製作総指揮を担当。

コロナ禍に大ヒットを記録した『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(21)で、8年ぶりに「ワイスピ」シリーズに復帰を果たしたリン監督。同作に続いて2023年公開予定のシリーズ10作目の監督も務める予定だったが、4月の撮影開始直後に降板を発表。いまやハリウッドを代表するヒットメーカーとあって、その動向に大きな注目が集まっていた。

本作の脚本を務めるのは、「ジュマンジ」シリーズのスコット・ローゼンバーグジェフ・ピンクナー。プロデューサーには「スパイダーマン」シリーズや「X-MEN」シリーズなど、数多くのマーベル作品を手掛けてきたアラド・プロダクションのアヴィ・アラドアリ・アラドが名を連ねており、リン監督はプロデュースと脚本にも参加。すでにシリーズ化も検討されている本作は、2022年末に撮影開始予定となっている。続報に乞うご期待だ!

文/久保田 和馬

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