『百花』劇中に登場するヴァーチャルアーティストKOEが現実世界でもデビュー決定!川村元気監督、Yaffle、菅田将暉らのコメントも到着|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『百花』劇中に登場するヴァーチャルアーティストKOEが現実世界でもデビュー決定!川村元気監督、Yaffle、菅田将暉らのコメントも到着

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『百花』劇中に登場するヴァーチャルアーティストKOEが現実世界でもデビュー決定!川村元気監督、Yaffle、菅田将暉らのコメントも到着

菅田将暉、原田美枝子主演の『百花』(9月9日公開)よりヴァーチャルアーティストによる主題歌が決定。音楽プロデューサー、Yaffleのプロデュースにより、ヴァーチャルアーティスト、KOEが映画から現実へリアルデビューすることがわかった。あわせて、川村元気監督、Yaffle、菅田らによるコメントも到着している。

劇中に登場するヴァーチャルアーティストのKOEが実際にデビューすることが明らかになった
劇中に登場するヴァーチャルアーティストのKOEが実際にデビューすることが明らかになった[c]2022「百花」製作委員会

『告白』(10)、『悪人』(10)、『世界から猫が消えたなら』(16)、『君の名は。』(16)など多数のヒット作を手掛けてきた映画プロデューサー、脚本家、小説家の川村元気が、自身の小説を映画化する本作。記憶を失っていく母の百合子(原田美枝子)と向き合い、母との思い出を蘇らせていく息子、葛西泉(菅田将暉)の物語を描く。すべてを忘れていくなか、さまざまな時代の記憶を交錯させていく母と息子の愛を紡ぎ出されていく。また、泉の妻である香織を長澤まさみ、百合子の「秘密」を知り、「事件」と深い関わりを持つ男、浅葉洋平を永瀬正敏が演じる。さらに、北村有起哉、岡山天音、河合優実、長塚圭史、板谷由夏、神野三鈴らの出演も発表されている。

劇中では、泉と香織が携わる音楽プロジェクトとして登場し、AIに数々の音楽の記憶を学習させ、理想のヴァーチャルヒューマンアーティストをデビューさせるというKOE。そんなKOEが、『キャラクター』(21)など映画の音楽制作や、藤井風への楽曲提供などで注目されているYaffleのプロデュースのもと、主題歌「Hello,I am KOE」で現実にデビューすることとなった。川村監督はプロジェクトに関して「菅田将暉演じる泉が、目の前で記憶を失っていく母を目の当たりにしながら、仕事においては記憶を集めて作るアーティストと向き合っている。そのコントラストの中に人間とはなにかを浮かび上がらせたいと思いました」とKOEのコンセプトを語っている。また、主題歌を制作したYaffleは「お題を聞いた時、とても面白そうだと思いましたし、光栄でした。いまの時代ならではのテクノロジーとの向き合い方を自分なりに表現しました」とコメント。さらに菅田は「洗練されていながら、なにかが欠けているような、なにかを探しているようなせつなさを感じました。記憶を辿る物語がまた何層にも膨れ上がる楽曲だと思います」と楽曲の感想を語っている。


そんなKOEが歌う主題歌「Hello,I am KOE」は、先月解禁となった予告篇の一部に使用されているのでぜひチェックしてほしい。心を震わす「主題歌」と「映画」に注目が集まっている本作の公開を楽しみに待ちたい。

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