『キングダム2』が観客動員155万人超でV2!『トップガン』は100億突破に王手
7月23日と7月24日の全国映画動員ランキングが発表。前週に抜群のスタートダッシュを飾った『キングダム2 遥かなる大地へ』が、見事に2週連続1位を獲得した。
『キングダム2 遥かなる大地へ』が2週目も絶好調!
2019年に興行収入57.3億円の大ヒットを記録した前作『キングダム』を大きく上回るスタートを切った『キングダム2 遥かなる大地へ』は、2週目の週末も絶好調。土日2日間で観客動員27万3000人、興収4億1500万円を記録し、累計では動員155万人、興収22億7700万円を突破。前作は2週目の週末の段階で興収16億円を突破していたので、前作比140%以上の興収を記録していることになる。
また2位と3位も前週から動きはなく、公開2週目の『ミニオンズ フィーバー』は累計動員118万人、興収14億7700万円に到達。公開9週目を迎えた『トップガン マーヴェリック』は累計で動員616万人、興収96億9400万円を記録。国内歴代興収ランキングで42位まで浮上し、41位の『M:I-2』(00)を超えるのも時間の問題。興収100億突破は確実なものとなった。
夏休みの映画館を盛り上げる2作品が初登場!
ベストテンに初登場を果たしたのは2作品。「令和仮面ライダー」シリーズの3作目である「仮面ライダーリバイス」の劇場版と、「スーパー戦隊」シリーズ46作目の「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」の劇場版の2本立て上映『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア/暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー』が4位に。
そして「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズなどで知られる山崎貴監督が子どもに人気の童話シリーズ「おばけずかん」を実写映画化した『ゴーストブック おばけずかん』(公開中)は5位スタート。どんな願いも叶う禁断の書“おばけずかん”を手に入れた少年たちが、おばけたちを相手に命がけの試練に挑む姿を描き、『万引き家族』(18)の城桧吏ら注目の若手俳優たちに加え、新垣結衣と神木隆之介が出演。映画館は夏休みを迎えた小学生たちで賑わっているようだ。
以下は、1~10位までのランキング。(7月23日・24日)
1位『キングダム2 遥かなる大地へ』
2位『ミニオンズ フィーバー』
3位『トップガン マーヴェリック』
4位『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア/暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー』
5位『ゴーストブック おばけずかん』
6位『モエカレはオレンジ色』
7位『ソー:ラブ&サンダー』
8位『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』
9位『バズ・ライトイヤー』
10位『映画 ゆるキャン△』
今週末は、これまで公開されたシリーズ作がいずれもメガヒットを飛ばしている「ジュラシック」シリーズの最新作にして完結編となる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(7月29日公開)、なにわ男子の道枝駿佑と福本莉子がダブル主演を務める『今夜、世界からこの恋が消えても』(7月29日公開)などが控えている。
文/久保田 和馬