『独裁者』含む10作品を上映!チャールズ・チャップリン没後45年を記念し「フォーエバー・チャップリン ~チャールズ・チャップリン映画祭~」開催決定|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『独裁者』含む10作品を上映!チャールズ・チャップリン没後45年を記念し「フォーエバー・チャップリン ~チャールズ・チャップリン映画祭~」開催決定

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『独裁者』含む10作品を上映!チャールズ・チャップリン没後45年を記念し「フォーエバー・チャップリン ~チャールズ・チャップリン映画祭~」開催決定

チャールズ・チャップリンの没後45年にあたる11月3日(木・祝)よりチャップリンの代表作を一挙上映する「フォーエバー・チャップリン ~チャールズ・チャップリン映画祭~」が開催されることが決定。あわせて上映作品情報が一挙解禁となった。

いまの時代にも通ずる数々の名作が一挙上映される!
いまの時代にも通ずる数々の名作が一挙上映される![c]Roy Export SAS

今年の5月、カンヌ国際映画祭の開会式にサプライズ登場したウクライナのゼレンスキー大統領は、チャップリンの『独裁者』(40)を引き合いに出し「独裁者は破れると確信しています。私たちは1940年の時のような言葉を聞かなければなりません。スクリーンから聞こえてくる自由な世界の言葉です。私たちの時代の映画が沈黙していないことを示す、新たなチャップリンが必要です」とスピーチ。『独裁者』はヒトラーの全盛期に、チャップリンが笑いを武器に社会問題に真っ向から挑戦した作品で、世界征服の狂気に憑かれ侵略を進める独裁者に間違われたユダヤ人の床屋の物語を描き、時を経たいまもなお、高い評価を得ている。

【写真を見る】血のつながりを超えた親子の愛を描く大ヒット作『キッド』
【写真を見る】血のつながりを超えた親子の愛を描く大ヒット作『キッド』[c]Roy Export SAS

今回の映画祭では、『独裁者』を含む、チャップリンの長編10本をデジタル・リマスター版で一挙上映する。放浪者チャーリーと盲目の花売り娘の愛を描く『街の灯』(31)、アカデミー賞作曲賞を受賞した老芸人と若いバレリーナの愛を描く『ライムライト』(52)、機械文明への風刺をこめた傑作『モダン・タイムス』(36)、ゴールド・ラッシュの時代を舞台に描くスラップスティックコメディ『黄金狂時代』(25)など数々の代表作がラインナップに名を連ねる。さらに、大ヒット作の『キッド』(21)、第1回アカデミー賞特別賞受賞作『サーカス』(28)の初の4Kデジタル・リマスター上映も行われる。また、『巴里の女性』(23)、『殺人狂時代』(47)、『ニューヨークの王様』(57)の公開も決定した。


政治的メッセージだけではなく、笑いとペーソス、深いテーマで人々の心に訴えてきたチャップリン作品。未だ色褪せない珠玉の名作をスクリーンで体験できる機会をお見逃しなく。

文/鈴木レイヤ

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