『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』、新規描きおろしを加えて全5話で地上波放送！

アニメファンから絶大な支持を集めた『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』(19)のMTJJ監督が総監督を務め、寒木春華(HMCH)スタジオが非人哉工作室(FENZスタジオ)が共同制作したテレビアニメ「万聖街」の日本語吹替版が11月11日(金)より放送されることが決定。それにあわせ、『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』も10月7日(金)よりテレビ放送版として地上波分割放送も決定した。

FENZ所属漫画家の零子還有鈔が手掛け、2016年よりweiboで連載中のWeb漫画「1031万聖街」を原作とした「万聖街」は、心優しい悪魔のニールが人間界で人ならざる者たちと一緒に楽しく暮らす日常をコミカルに描くシェアハウスコメディ。日本語吹替え版キャストには山下大輝や福山潤、前野智昭、石川界人、高野麻里佳、中村悠一、堀江瞬、櫻井孝宏ら豪華声優陣が集結している。

また2011年からWEBアニメシリーズが動画サイトで公開され、中国アニメを代表する人気作品へと成長した『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』は、2019年に劇場版が制作されるや中国国内で異例の大ヒットを記録。日本でも2019年9月から字幕版が小規模公開されて話題を博し、2020年11月から日本語吹替え版が全国公開。興行収入5億円を突破するヒットを収めた。

今回放送が決定した「テレビ放送版『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』」は、花澤香菜が主人公のシャオヘイ役の声を担当した劇場版(日本語吹替版)をディレクターズカット版として全5話に分割。さらに新規描き下ろしも追加予定で、エンディング曲には劇場版の主題歌となったLMYKの「Unity」がテレビサイズで使用されるとのこと。

この機会に、いまひときわの注目を集める中国アニメ2作品を地上波放送で楽しんでほしい！

文/久保田 和馬

※記事初出時、「新規描き下ろしシーン」としておりましたが、「新規描き下ろし」であったことから、当該部分を修正させていただきました。訂正してお詫びいたします。