『ONE PIECE FILM RED』の勢いがさらに加速！動員820万人・興収114億突破で4週連続トップに

8月27日と8月28日の全国映画動員ランキングが発表。公開から20日目を迎えた8月25日に興行収入100億円の大台を突破した『ONE PIECE FILM RED』(公開中)の勢いがさらに加速。今週も2位以下に大差をつけて4週連続でトップに立った。

『ONE PIECE FILM RED』が早くも『トップガンマーヴェリック』超え！

【写真を見る】ついに“100億の男”になった赤髪のシャンクス！尾田栄一郎の描き下ろしビジュアルも公開[c]尾田栄一郎／2022「ワンピース」製作委員会

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今週の動員ランキングは、『ONE PIECE FILM RED』が土日2日間の観客動員数83万2000人、興行収入12億900万円を記録し首位をキープ。8月27日から配布された第3弾入場者プレゼント「『ONE PIECE』コミックス巻4/4“UTA”」の効果もあり、動員55万9000人・興収8億1800万円を記録した前週を大きく上回る成績を叩き出すことに成功。

これで『ONE PIECE FILM RED』の公開23日間での累計成績は、観客動員数820万人、興行収入114億5400万円に到達。今週も4位にランクインしている『トップガンマーヴェリック』(公開中)は現時点で累計動員744万人、興収118億円を突破しており、動員数ではすでに同作を上回ったことになる。“空”と“海”の熾烈なデッドヒートから目が離せない。

今週も『ポケモン』が大健闘！池井戸小説の映画化作品など4作品が初登場

竹内涼真＆横浜流星W主演『アキラとあきら』は3位に初登場[c]2022「アキラとあきら」製作委員会

新作では、池井戸潤の同名小説を竹内涼真と横浜流星のダブル主演で映画化した『アキラとあきら』(公開中)が3位にランクイン。土日2日間では動員9万6000人、興収1億3300万円。初日からの3日間では動員13万5000人、興収1億8500万円を記録。過去の池井戸小説の映画化作品は『空飛ぶタイヤ』(18)が最終興収17.4億円。『七つの会議』(19)が最終興収21.6億円といずれも大ヒットを記録しており、本作もそれに続くのか注目だ。

5位には「夏の思い出、ゲットだぜ！25周年ポケモン映画祭」の第3弾作品『劇場版ポケットモンスターダイヤモンド＆パールディアルガVSパルキアVSダークライ』(07)がランクイン。また7位には『ミッドナイトスワン』(20)の内田英治監督が阿部寛とタッグを組んだ『異動辞令は音楽隊！』(公開中)が初登場。

『ゲット・アウト』(17)でアカデミー賞脚本賞を受賞したジョーダン・ピール監督が、『アス』(19)以来3年ぶりに手掛けた最新作『NOPE／ノープ』(公開中)は9位に初登場を果たした。

ジョーダン・ピール監督の最新作『NOPE／ノープ』は9位スタート[c] 2022 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

以下は、1～10位までのランキング。(8月27日・28日)

1位『ONE PIECE FILM RED』
2位『ジュラシック・ワールド／新たなる支配者』
3位『アキラとあきら』
4位『トップガンマーヴェリック』
5位『劇場版ポケットモンスターダイヤモンド＆パールディアルガVSパルキアVSダークライ』
6位『ミニオンズフィーバー』
7位『異動辞令は音楽隊！』
8位『キングダム２遥かなる大地へ』
9位『NOPE／ノープ』
10位『パウ・パトロール大空のミッション・パウロイヤルストーンをとりもどせ！』

今週末は伊坂幸太郎の人気小説「マリアビートル」をブラッド・ピットを主演に迎えてハリウッドで実写映画化した『ブレット・トレイン』(9月1日公開)、『名探偵コナン緋色の弾丸』(21)の永岡智佳監督がメガホンをとった人気ゲーム原作アニメの劇場版第2弾『劇場版うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』(9月2日公開)などが控えている。

文/久保田和馬