『小さな恋のメロディ』マーク・レスター&トレーシー・ハイドが来日!50周年イベントが開催|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『小さな恋のメロディ』マーク・レスター&トレーシー・ハイドが来日!50周年イベントが開催

映画ニュース

『小さな恋のメロディ』マーク・レスター&トレーシー・ハイドが来日!50周年イベントが開催

“初恋映画”のアイコンとしていまなお多くの映画ファンから愛され続ける『小さな恋のメロディ』(71)。本作で主演を務めたマーク・レスターと、ヒロインのメロディ役を演じた伝説の女優トレーシー・ハイドが来日し、ファンイベントを行なう公開50周年記念イベントが、横浜のシネマノヴェチェントにて10月15日(土)より開催。10月23日(日)には関内ホールでスペシャルイベントが開催される。

【写真を見る】いまなお愛され続ける“初恋映画”の金字塔。懐かしのスターと触れ合えるファンイベントも
【写真を見る】いまなお愛され続ける“初恋映画”の金字塔。懐かしのスターと触れ合えるファンイベントも[c]1971 Sagittarius Entertainment, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.

のちに監督として『ミッドナイト・エクスプレス』(78)などの傑作を生みだすアラン・パーカーが脚本を務め、ビー・ジーズの名曲の数々で彩られた『小さな恋のメロディ』。厳格な公立学校に通う11歳の少年ダニエルが、同じ学校に通うメロディという少女と出会い恋に落ちる。やがて2人は、大人たちの反対をよそに結婚を宣言。悪友のトムの助けを借りて子どもたちだけで結婚式を開こうとする。

心に沁みる名シーンをスクリーンで!
心に沁みる名シーンをスクリーンで![c]1971 Sagittarius Entertainment, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.

アカデミー賞作品賞受賞作『オリバー!』(68)でオリバー・ツイスト役を演じたレスターと、ドジャー役を演じたジャック・ワイルドが再共演した本作は、公開当時は本国イギリスやアメリカでは興行的にも批評的にも伸び悩んだものの、日本では空前のブームに。その後も幾度となくリバイバル公開され、近年でも「午前十時の映画祭」で上映されるなど、その人気は衰えることがない。

今回の公開50周年記念イベントは当初2021年に行われる予定だったが、コロナ禍の影響で1年遅れの開催に。しかしそのおかげでレスターとハイドの来日が実現。シネマノヴェチェントでの上映期間中の毎週末には2人を招いたファンイベントとして、撮影当時や公開当時の来日イベントの思い出などを語るトークショーはもちろん、サイン会や撮影会、さらには懇親会(要別途会費)など、2人と交流できる貴重な機会が設けられる。


50周年を記念して、マーク・レスターとトレイシー・ハイドが来日!
50周年を記念して、マーク・レスターとトレイシー・ハイドが来日![c]1971 Sagittarius Entertainment, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.

また、期間中にはレスターが日本に招かれて主演した出目昌伸監督の『卒業旅行 Little Adventure』(73)が35ミリニュープリントで特別上映されるほか、10月23日には関内ホールに会場を移し、今関あきよし監督も交えたトークショーなどが行われる、1日限りのスペシャルイベントも開催。上映スケジュールやイベント内容の詳細は、シネマノヴェチェントの公式ホームページを確認してほしい。

世代を超えて語り継がれる不朽の名作『小さな恋のメロディ』。50年後のダニエルとメロディに会える貴重なこの機会を、是非お見逃しなく!

文/久保田 和馬

関連作品