『映画 ゆるキャン△』最後の舞台挨拶で、テレビアニメ第3期の制作が発表！「新しい景色を見に行ける」

2018年にテレビアニメ第1期が放送されるや日本中にアウトドアブームを巻き起こした「ゆるキャン△」。その劇場版となる『映画 ゆるキャン△』(公開中)の“舞台挨拶 ザ・ファイナル”が10月22日に丸の内ピカデリー Dolby Cinemaにて開催され、各務原なでしこ役の花守ゆみりと志摩リン役の東山奈央が登壇。イベント内で、テレビアニメ「ゆるキャン△」第3期の制作決定が発表された。

「まんがタイムきららフォワード」で2015年に連載がスタートし、累計発行部数700万部を突破した同名コミックを原作にした「ゆるキャン△」。原作者あfろ監修による完全オリジナルストーリーが展開する劇場版では、高校時代にキャンプを通じて関係を育み、それぞれの道を歩んでいたなでしことリン、千明、あおい、斉藤の5人がとあるきっかけで再会。キャンプ場作りに挑む姿が描かれていく。

7月1日に公開され週末動員ランキングで4週連続トップ10入りを果たした本作は、累計観客動員数70万人、興行収入10億円を突破する大ヒットを記録。いよいよ10月27日(木)で上映が終了することが決まっており、花守と東山はテレビシリーズから映画まで作品を支えてくれたファンへの感謝を述べる。そして映画劇中でのなでしことリンの成長や、それぞれの視点から見たキャラクターの魅力などについてトークを進めていく。

そんななか、サプライズの新情報としてスクリーン上に「テレビアニメ第3期制作決定！」の文字が映しだされる。会場のファンから大きな拍手が沸き起こり、花守と東山も歓喜の表情を浮かべて喜びを分かち合う。さらに原作者あfろから祝福のイラストと共に期待を寄せるコメントが紹介され、土岐綾乃役の黒沢ともよからのビデオメッセージも上映されるなど、大きな盛り上がりを見せた。

最後にマイクを取った花守は「テレビアニメ第1期のアフレコからもう5年。どこかでいつもなでしこと触れ合っていて、私の役者人生に寄り添う役だなと感じています。皆さんの生活にも末長く寄り添っていける暖かい作品であったらなと思っています」と語り、東山も「たくさんの皆さまに愛されて、日常を共有することができたからこその第3期だと思います。新しい景色を見に行けることを本当にうれしく思っています」と、改めてファンに向けたメッセージを贈った。