BE:FIRSTのLEOが「ブラックパンサー」への音楽愛を熱弁!「僕の人生に寄り添う曲」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
BE:FIRSTのLEOが「ブラックパンサー」への音楽愛を熱弁!「僕の人生に寄り添う曲」

インタビュー

BE:FIRSTのLEOが「ブラックパンサー」への音楽愛を熱弁!「僕の人生に寄り添う曲」

第91回アカデミー賞でヒーロー映画にして初の作品賞ノミネートを果たし、3冠(作曲賞、美術賞、衣装デザイン賞)を達成。全世界をのみ込む社会現象となった『ブラックパンサー』(18)。その続編となる『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』がついに公開された。前作ではグラミー賞受賞アーティストであるラッパーのケンドリック・ラマーが監修したサウンドトラックが話題を呼び、音楽面でも大いに注目を集めたが、最新作でも歌姫リアーナが6年ぶりの新曲を提供するなど話題沸騰中だ。MOVIE WALKER PRESSでは、マーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)の大ファンを公言する7人組ダンス&ボーカルグループ、BE:FIRSTのLEOにインタビューを敢行。自身に大きな影響を与えたというラマーへのリスペクトから、最新作の楽曲に感じた“愛”、果ては前作でコラボCMへの出演を果たしたSKY-HIへの憧憬まで、「ブラックパンサー」シリーズの魅力をたっぷり語ってもらった。

「MCUにどんどんハマっていったのには、伏線回収のおもしろさも大きな理由なんです」

MCU作品のなかでも3本の指に入るほど『ブラックパンサー』が大好きというLEO。公開前に行われた本インタビュー中、最新作を鑑賞するのは、「できれば公開当日、日付が変わった最初の回に映画館で!」と話していた。待ちきれない様子で期待に目を輝かせる。

『ブラックパンサー』の舞台は、アフリカの地に飛来した宇宙物質“ヴィブラニウム”を豊富に有し、高い科学技術を誇るワカンダ。ワカンダの守護者にしてヒーローであるブラックパンサーと国王、2つの顔を持つティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)が、王座を狙う叔父の息子、ウンジャダカ/エリック・キルモンガー(マイケル・B・ジョーダン)と激しい戦いを繰り広げた。ティ・チャラが戦いを制し、平和が訪れたはずだったが、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』では、ティ・チャラを失い、悲しみに暮れるワカンダに海の帝国の脅威が迫る。注目は、予告編にも登場する“新たなブラックパンサー”の姿だ。

ブラックパンサーは誰が引き継ぐのか?
ブラックパンサーは誰が引き継ぐのか?[c]Marvel Studios 2022

「新作の予告編は解禁された直後に見ました。誰が新しいブラックパンサーになるのかが一番気になるところですが、前作でブラックパンサーの力を得るためのハート型のハーブが燃やされてしまったし、どうやって復活させるのかにも注目しています。予告映像を見る限り、女性が重要な役目を果たしていそうなので、ティ・チャラの妹、シュリ(レティーシャ・ライト)の活躍に期待ですね。頭がよくて、ちょっとお茶目な彼女の感じが大好き。あと、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の時に海底地震の話がチラッと出ていたし、今回は海での戦いもあるようなので、あれも実は伏線だったんじゃないかとか…そこも見どころじゃないかと思います。僕がMCUにどんどんハマっていったのは、そういう伏線回収のおもしろさも大きな理由なんです」。

ティ・チャラの妹、シュリも兄を失った悲しみに打ちひしがれている
ティ・チャラの妹、シュリも兄を失った悲しみに打ちひしがれている[c]Marvel Studios 2022

「ケンドリックとザ・ウィークエンドの2人が闘志を燃やしている、あの感じも最高」

前作で劇中歌と映画にインスパイアされた楽曲を収録したサウンドトラック『ブラックパンサー ザ・アルバム』を全面監修したラマー。彼とザ・ウィークエンドが共演した劇中歌「Pray For Me」も大ヒットを記録した。「レッスンなどに行く時にいつも聴いていた曲なんです。この曲を聴いて1日のエンジンを上げる、というのがルーティーンになっていました」と当時を振り返る。


ヒップホップ界のトップに君臨し、メッセージ性の強い楽曲で熱い支持を集め続けるケンドリック・ラマー
ヒップホップ界のトップに君臨し、メッセージ性の強い楽曲で熱い支持を集め続けるケンドリック・ラマー[c]Everett Collection/AFLO

「特にあのベース音というかパッドの音が大好きで、音楽に詳しい知り合いに『この音って、どうやって出しているの?』とか聞きまくっていました。うちの会社の社長(SKY-HI)にも曲を聴かせて、『こういう曲をやりたいんです』といまだに言っているくらい(笑)。ケンドリックとザ・ウィークエンドの2人が闘志を燃やしている、あの感じも最高で、リリックの意味を調べてみたら、自分と共鳴するものがあったりして。僕の人生に寄り添うといっても過言ではないぐらい、ないと困る曲ですね」と熱く語る。


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■「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー/ワカンダ・フォーエバー ミュージック・フロム・アンド・インスパイア―ド・バイ」視聴はこちらから

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