『ONE PIECE FILM RED』が180億円突破&返り咲き後も2週連続Vを達成!『RRR』がトップテン入り
11月5日と11月6日の全国映画動員ランキングが発表。この週末は新作の公開が少なかったこともあり、ランキング上位の作品に大きな変動は見られず。前週1位に返り咲いた『ONE PIECE FILM RED』(公開中)が2週連続、13度目の1位に輝いた。
『ONE PIECE FILM RED』が動員1300万人&興収180億円を突破!
公開14週目を迎え、土日2日間の観客動員数は9万4000人、興行収入は1億2300万円とさすがに落ち着いてきた『ONE PIECE FILM RED』。これで累計成績は動員1301万人、興収180億円を突破。次週末の11月12日(土)には、11月4日に発売されたコミックス104巻にあわせた第8弾入場者プレゼント「スペシャルシャンクス104巻掛け替えカバー」が全国50万部限定で配布される。
2位には4週連続で『カラダ探し』(公開中)がランクイン。こちらは土日2日間で動員7万人、興収8300万円を突破し、累計成績では動員74万人、興収8億9400万円を突破。ヒットの目安となる興収10億円もそろそろ見え始めてきた。
ジュリア・ロバーツ&ジョージ・クルーニーの共演コメディが初登場!
11月7日までの期間限定で“ハロウィン再会上映”が行われている『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(公開中)は、前週から1ランクダウンしたものの、累計動員695万人、興収96億8200万円に到達。公開3週目の『劇場版 ソードアート・オンライン-プログレッシブ-冥き夕闇のスケルツォ』(公開中)はワンランクアップして3位となり、5位の『貞子DX』(公開中)、6位の『呪い返し師 -塩子誕生』(公開中)はそれぞれ前週の順位をキープ。
7位に初登場を果たしたのは、ジュリア・ロバーツとジョージ・クルーニーの2大スターが共演したコメディ映画『チケット・トゥ・パラダイス』(公開中)。娘のスピード結婚を阻止したい元夫婦が、バリ島で大奮闘する姿がユーモアたっぷりに描かれていく。
そして9位には「バーフバリ」シリーズのS・S・ラージャマウリ監督の『RRR』が、公開3週目でついにトップテン入り。179分という長尺ながら、SNSでは絶賛の声が鳴り止まない本作。映画ファンの間で社会現象となった「バーフバリ」にも負けない熱狂を生み出しているようだ。
以下は、1~10位までのランキング。(11月5日・6日)
1位『ONE PIECE FILM RED』
2位『カラダ探し』
3位『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』
4位『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』
5位『貞子DX』
6位『呪い返し師 -塩子誕生』
7位『チケット・トゥ・パラダイス』
8位『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』
9位『RRR』
10位『耳をすませば』
今週末には、『君の名は。』(16)の新海誠監督が手掛けた3年ぶりの新作『すずめの戸締まり』(11月11日公開)と、前作がアメリカで歴史的ヒットを記録したマーベル・シネマティック・ユニバース最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(11月11日公開)などが公開を控えている。
文/久保田 和馬