ティモシー・シャラメ&ルカ・グァダニーノが再タッグ!『ボーンズ アンド オール』2023年2月より日本公開
第79回ヴェネチア国際映画祭で監督賞、新人俳優賞のW受賞に輝いた、主演ティモシー・シャラメ、ルカ・グァダニーノ監督最新作『ボーンズ アンド オール』。本作が、2023年2月17日(金)より日本公開されることが決定した。
17歳と24歳の青年の生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描きアカデミー賞脚色賞に輝いた名作『君の名前で僕を呼んで』(17)以来となるシャラメとグァダニーノ監督が再タッグを組んだ本作は、ヴェネチア国際映画祭で初披露されるやその衝撃の描写に絶賛と驚愕のレビューが続出した禁断の純愛ホラー。社会の片隅で生きる2人の男女が抱える秘密。それは生きるため本能的に人を喰べてしまうこと。その“謎”を解くための2人の逃避行や、予想だにしない純愛のゆくえが、世界中で賛否を生んだ問題作だ。
人を喰べる衝動を抑えられないリーを演じるシャラメは、『君の名前で僕を呼んで』で第90回アカデミー賞主演男優賞に若干21歳でノミネートされ、一躍トップ俳優へ上り詰め、2023年も本作以外に『Wonka』、『DUNE: Part Two』など、話題作への出演が続く若手俳優。本作ではプロデューサーデビューもはたしている。18歳でリーと運命的な出会いを果たしたマレンを演じるのは『WAVES/ウェイブス』(20)で注目されたテイラー・ラッセルが大抜擢され、存在感あふれる演技でヴェネチア国際映画際で新人俳優賞を。また、クリストファー・ノーラン監督作『ダンケルク』(17)やスティーブン・スピルバーグ作品の常連であるアカデミー賞俳優マーク・ライランスが物語の鍵を握る人物を演じている。
アカデミー賞の前哨戦ともいえるインディペンデント・スピリット賞でも、作品賞、主演俳優賞、助演俳優賞の計3部門のノミネートが先日発表され、早くも今後の映画祭レースでの受賞にも期待が高まっている。全米では、11月23日に拡大公開され、「人喰いの若者たちを見事に演出した傑作!」「ティモシーとテイラーは今年のベストコンビ!」といった声の一方で「胃腸の弱い人はノックアウトされるが、受け入れた先に特別な映画の魅力に気づく」「不安な気持ちにさせると同時に、心が震えるような作品だ」と類を見ない禁断のストーリーやテーマに、困惑と称賛の声が入り混じる本作ならではの声もあふれたという。
生まれつき人を喰べてしまう衝動を持ったリーとマレン。同じ秘密を分かちあう2人の逃避行の先に待つ世界とは?今後の続報にも注目だ。
文/サンクレイオ翼