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『月の満ち欠け』キャストが明かす、廣木隆一演出の魅力!Snow Man目黒蓮「段取りがめっちゃかっこいい」

コラム

『月の満ち欠け』キャストが明かす、廣木隆一演出の魅力!Snow Man目黒蓮「段取りがめっちゃかっこいい」

大泉洋と有村架純、Snow Manの目黒蓮、柴咲コウらが共演した『月の満ち欠け』(公開中)。本作でメガホンをとったのは、今年で映画監督デビュー40周年の廣木隆一監督。いまや日本映画界を支える大ベテランでありながら、今年は監督作が立て続けに公開されるなどますます存在感を発揮している。そんな廣木監督の魅力について語る、本作のキャスト陣のコメントを独占入手した。

今年5本の監督作が公開!廣木隆一監督の魅力を『月の満ち欠け』キャストが証言
今年5本の監督作が公開!廣木隆一監督の魅力を『月の満ち欠け』キャストが証言[c] 2022「月の満ち欠け」製作委員会

「永遠の1/2」や「ジャンプ」「鳩の撃退法」などこれまで多くの著作が映画化されてきた佐藤正午が第157回直木賞を受賞し、累計発行部数56万部を突破した同名ベストセラー小説を映画化した本作。現代を生きる、愛する妻子を亡くした小山内堅(大泉)と、27年前にある女性と許されざる恋をした三角哲彦(目黒)。無関係だった彼らの人生が、“瑠璃”という名の女性の存在によって交錯していく数奇で壮大なラブストーリー。

1982年に監督デビューした廣木監督といえば、大ヒットを記録した『余命1ヶ月の花嫁』(09)や日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17)など、ヒューマンドラマやラブストーリーの名手として知られ、ほかにもジャンルにとらわれず様々な作品を手掛けてきた日本映画界を代表する名匠だ。今年は『ノイズ』(22)を皮切りに『夕方のおともだち』(22)、『あちらにいる鬼』(公開中)と『母性』(公開中)が公開され、この『月の満ち欠け』が5本目の公開作となる。

主人公の妻の梢役を演じる柴咲コウは、自身の映画デビュー作以来の廣木組
主人公の妻の梢役を演じる柴咲コウは、自身の映画デビュー作以来の廣木組[c] 2022「月の満ち欠け」製作委員会

本作で主人公の妻の小山内梢役を演じた柴咲は、映画初出演となった『東京ゴミ女』(00)以来、実に22年ぶりの廣木組参加。「あのころの私は若くて、右も左もわからないような状態で…。そこから時が流れ、お互い年齢も重ね、またいまの時代に監督とご一緒できるのは光栄だなと思います」と久々にタッグを組んだよろこびを語り、「私は毎回どの映像にも廣木さんの優しさみたいなものが込められている気がして、今回も包み込むような愛が作品のなかに込められていくのではないかなと思っています」と期待を寄せる。

また、正木瑠璃役を演じた有村も『ストロボ・エッジ』(15)と『夏美のホタル』(16)以来、久々の廣木組への参加。「廣木さんとはお互いの信頼関係ができていると私は思っているので、監督に委ねながら自然体で現場に身を置くことができた気がします」と明かすと「長回しやシンプルなカット割が多いのですが、繋がった画を観るとすごく人の感情がしっかり流れているんです」と廣木作品の魅力を語った。


【写真を見る】目黒蓮は廣木監督の段取りのうまさに驚愕!
【写真を見る】目黒蓮は廣木監督の段取りのうまさに驚愕![c] 2022「月の満ち欠け」製作委員会

一方、大泉と目黒は本作で廣木組に初参加。「流れるように段取りが進んでいって、自然にお芝居をできる方向に持っていってくださる。“この段取り、めっちゃかっこいいな!”と思いましたね(笑)」」と撮影初日の現場の様子を振り返る目黒に、大泉も「さすがベテランの味でした。特別変わったことをされるわけでもなく淡々と撮影されていくのですが、結果的に我々がすごくお芝居しやすい環境を作ってくださる。それがすごいなと思いました」と、廣木監督の職人技ともいえる演出スタイルに新鮮さを感じたようだ。

さらに本作の新垣弘隆プロデューサーも「この作品は群像劇ではないですが、群像劇としても成立するくらい、メインの4人以外のキャラクターが立っている。それは監督がすべてのキャラクターに命を吹き込むべく、丁寧に演出してくれたおかげだと思います」とその手腕を絶賛。廣木監督の才能が発揮され、豪華キャストの魅力が余すところなく引き出された本作。あまりにも切なすぎる愛の物語を、是非とも劇場で堪能してほしい!

文/久保田 和馬

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