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リューベン・オストルンド監督最新作『逆転のトライアングル』2023年2月に日本公開決定

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リューベン・オストルンド監督最新作『逆転のトライアングル』2023年2月に日本公開決定

第75回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した、『Triangle of Sadness(原題)』が『逆転のトライアングル』の邦題で、2023年2月23日(木)より公開されることが決定した。

本作は『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(17)に続いて2作品連続でカンヌ国際映画祭最高賞であるパルムドール受賞を成し得たリューベン・オストルンド監督作。第80回ゴールデングローブ賞では、ミュージカル・コメディ部門の作品賞、およびトイレの清掃婦を演じたドリー・デ・レオンの助演女優賞の2部門でノミネートをはたしている。

モデルで人気インフルエンサーのヤヤと、男性モデルのカールのカップルは、招待を受け豪華客船クルーズの旅に出る。しかし、ある夜船が難破し、そのまま海賊に襲われて彼らは無人島に流れ着く。食べ物も水もSNSもない極限状態でヒエラルキーの頂点に立ったのは、サバイバル能力抜群なトイレ清掃婦だった。

主演は『キングスマン:ファースト・エージェント』(21)のハリス・ディキンソンと、残念ながら本作が遺作となったモデル出身のチャールビ・ディーン。フィリピンのベテラン女優であるドリー・デ・レオンや名優ウディ・ハレルソンも共演する。


ファッション業界とルッキズム、そして現代階級社会の問題点をブラックユーモアであぶりだす『逆転のトライアングル』。見る者の価値観をひっくり返す衝撃作に期待が高まる。

文/入江奈々

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