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ヒュー・ジャックマン主演最新作『The Son/息子』日本公開決定!場面写真とコメントが解禁

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ヒュー・ジャックマン主演最新作『The Son/息子』日本公開決定!場面写真とコメントが解禁

ヒュー・ジャックマンが主演と製作総指揮を務め、第80回ゴールデン・グローブ賞主演男優賞(ドラマ部門)にノミネートされた『The Son(原題)』が、『The Son/息子』の邦題で3月17日(金)より日本公開されることが決定。このたび3枚の場面写真とともに、ジャックマンとフロリアン・ゼレール監督のコメントが解禁された。

【写真を見る】「この作品に参加できて誇らしい」ヒュー・ジャックマンが息子と向き合う父親を好演
【写真を見る】「この作品に参加できて誇らしい」ヒュー・ジャックマンが息子と向き合う父親を好演[c] THE SON FILMS LIMITED AND CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2022 ALL RIGHTS RESERVED.

自身の戯曲を原作にした監督デビュー作『ファーザー』(20)でアカデミー賞監督賞にノミネートされ同脚色賞を受賞したゼレール監督が、再び自身の戯曲を映画化した本作。新たな家族と幸せな日々を送っていた優秀な弁護士のピーター(ジャックマン)。ある時、前妻と暮らしていた17歳の息子ニコラス(ゼン・マクグラス)がピーターのもとに引越したいと訴える。ピーターは、心に病を抱えて絶望の淵にいたニコラスを受け入れ、生活を始めるのだが…。

「多くの人々が自殺、うつ病、不安症の問題に悩んでいる。その原因は、少し話し合っただけでわかるほど単純ではないが、話すことが重要。話題に出すべきなのです。『The Son/息子』のような映画は、会話を始める重要なきっかけになると思います。僕は、このテーマをここまで知的に、美しく、そしてはっきりと描きだしているこの作品に参加できて誇らしい気持ちです」とジャックマンは本作について胸を張って語る。

第80回ゴールデン・グローブ賞では主演男優賞(ドラマ部門)にノミネートされている
第80回ゴールデン・グローブ賞では主演男優賞(ドラマ部門)にノミネートされている[c] THE SON FILMS LIMITED AND CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2022 ALL RIGHTS RESERVED.

一方、ゼレール監督は「『The Son/息子』の登場人物の人生を描きたいと思った主な理由には、心の問題を抱えている人が多くいることがあります。そしてこの問題には、必ずといっていいほど恥や罪悪感、無知が伴う。しかし、そのような感情やレッテルは、重要な会話の妨げとなってしまう。この映画が心の病に関する様々な対話のきっかけとなることを期待しています」と語った。


あわせて解禁された場面写真には、仲睦まじい家族の風景や、神妙な面持ちで電話をするピーターの様子が切り取られている。ごく当たり前の日常のなかで突然起こる家族の異変。『ファーザー』と同様、決して他人事ではない題材を描き、親と子の心のあり方を問いかける衝撃のドラマを、是非とも劇場で目撃してほしい。

文/久保田 和馬

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