舞台「パラサイト」”寄生される一家”など第2弾キャストにキムラ緑子、山内圭哉、真木よう子らが出演

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舞台「パラサイト」”寄生される一家”など第2弾キャストにキムラ緑子、山内圭哉、真木よう子らが出演

<キャストコメント>

【写真を見る】本作のキーマンとなる、家政婦の安田玉子を演じるキムラ緑子
【写真を見る】本作のキーマンとなる、家政婦の安田玉子を演じるキムラ緑子[c] 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

●キムラ緑子(安田玉子役)

「『あの衝撃作を舞台化するなんて、ウソでしょう!?』という驚きとともに、『どう立ち上げていくのか知りたい』という好奇心がムクムクと込み上げ、私自身が心から『観たい!』と思う舞台に参加させていただきます。富める者と貧しい者が二極化し、お金があるところに様々な人間が呼び寄せられ、パラサイトしていく――いまの日本にも響くテーマを内包した作品をライブ空間で見せるために、どうしたらいいか想像つきません。道のりの遠さを思うと『観る側に回ればよかったなあ』と弱気になります(笑)。やると決めたからには、思いきりぶつかっていこうと思っております!」

舞台版オリジナルキャラクターを、鄭作品の常連、みのすけが演じる
舞台版オリジナルキャラクターを、鄭作品の常連、みのすけが演じる[c] 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

●みのすけ

「同世代である古田新太さんとの共演は、僕が所属する劇団『ナイロン100℃』にゲスト出演してもらった『下北ビートニクス』(1996)以来、なんと27年ぶり!そして映像で共演してきた方も多い座組みで、この豪華メンバーに加えていただき、まずは嬉しい気持ちでいっぱいです。そして初期作品から拝見し、これまで何作もご一緒している大好きな鄭さんの舞台に出られることにも、大きな喜びがあります。今回演じる役は、精神的にも体力的にもギリギリですが(笑)、鄭さんが『みのすけならできる』と思ってくださったからには、その期待に大いに応え、面白い作品になるよう頑張ります。どうぞご期待ください」

山内圭哉は、寄生される一家の父、永井慎太郎役に
山内圭哉は、寄生される一家の父、永井慎太郎役に[c] 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

●山内圭哉(永井慎太郎役)

「実は初めて『パラサイト』を観た時、『これを戯曲化したら面白いだろうな』と思いながら観たんです。でもまさか日本で上演するなんて、そして自分が参加できる日が来るなんて、想像だにしていませんでした。信頼する方ばかりが並ぶ座組みで、しかも、長年仲良くさせてもらっている古田さんとは、30年ぶりの共演。お互いなかなかに老いてから再びご一緒できることに、月日の流れを感じます(笑)。常に弱者からの視点を描いてきた鄭さんの手によって、必ずや、普遍的な物語であることを確認していただけるでしょう。『映画の方が絶対面白いちゃうん?』と思う方にこそ、観ていただければと思います」

永井家の長女で、純平の家庭教師の生徒となる繭子に恒松祐里が扮する
永井家の長女で、純平の家庭教師の生徒となる繭子に恒松祐里が扮する[c] 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

●恒松祐里(永井繭子役)

「すごい原作映画の舞台化、そして大先輩が並ぶビッグな作品で、嬉しくワクワクする気持ちと緊張する気持ち、両方がこみ上げています。人間の根っこにある感情を情熱的に描き、見るものの心を揺さぶり、燃え上がらせる、鄭義信さんの作品に初めて参加させていただくことにも、とにかくドキドキしています。私が演じる裕福な家庭の女の子は、物質的な豊かさはあっても、世間を知らない普通の女子高生。若さゆえに胸に秘めた『誰かに認めてほしい』と思う気持ち、彼女のピュアな部分を大切に、まずは戯曲として心新たに、真剣に向きあっていきたいと思っております」

上品な雰囲気をまといつつも、どこか天然な千代子には真木よう子
上品な雰囲気をまといつつも、どこか天然な千代子には真木よう子[c] 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

●真木よう子(永井千代子役)

「まずは映画『パラサイト』を日本で舞台化する企画自体にびっくりし、自分が参加させていただけることにダブルでびっくりしています。素晴らしい原作を前にプレッシャーはありますが、古田さんを筆頭に“愉快な仲間たち”が揃い、いまから稽古場が楽しみで仕方ありません。鄭さんとは映画『焼肉ドラゴン』以来。撮影現場では優しい監督でしたが、風のウワサで聞くと舞台の稽古場では厳しく、 “鬼の演出家”だとか(笑)。こうして舞台でもご一緒できることに喜びを感じています。原作の良さを生かしながら“日本版”に置き換えられた、オリジナリティあふれる舞台。素晴らしい作品となるよう、私も尽力したいと思っております」


文/サンクレイオ翼

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