「ヴィンチェンツォ」ソン・ジュンギ主演作、Netflix映画『My Name is Loh Kiwan』配信決定

「ヴィンチェンツォ」のソン・ジュンギ、「アンナラスマナラ －魔法の旋律－」のチェ・ソンウンが出演するNetflix映画『My Name is Loh Kiwan』の製作、配信が決定。あわせて本作のキャスト情報が明らかになった。

生きたいと願う男と、生きる意味を失った女がベルギーで繰り広げる、“極限の愛”を描く本作。必死に生きようともがく主人公の脱北者ロ・キワンをジュンギが演じている。「トキメキ☆成均館スキャンダル」では女性好きのプレイボーイ、「太陽の末裔 Love Under The Sun」では冷静で頼れる軍人、『スペース・スウィーパーズ』(21)では金のためならなんでもする宇宙船の操縦士、「ヴィンチェンツォ」ではクールなマフィアの顧問弁護士と、多彩なキャラクターに扮してきたジュンギが、自由を求めてベルギーで難民認定を受けた脱北者、キワンの波乱万丈な旅路を演じていく。そして、キワンと出会う、とあることをきっかけに生きる理由を見失った、ベルギー生まれの元韓国人射手、マリを演じるのは「怪物」などに出演した新鋭女優ソンウン。初共演となる2人のアンサンブルに注目したいところ。

さらに、2人の脇を固める豪華な俳優陣も発表に。マリの父親役には、「ヴィンチェンツォ」、「海街チャチャチャ」、「アンナラスマナラ －魔法の旋律－」などのチョ・ハンチョル、母親役には「恋慕」のイ・イルファが決定。また、キワンの母親役には、「美男(イケメン)ですね」などで知られるベテラン、キム・ソンリョン、キワンの叔父役には「エージェントなお仕事」などのソ・ヒョヌ、キワンがベルギーで出会う女性には、「未成年裁判」、「今、私たちの学校は…」などのイ・サンヒが名を連ねた。

生きたいと願う男と、生きる意味を失った女の、極限に追い込まれた運命的な愛は、どのような終着点へと向かっていくのだろうか？高い知名度と圧倒的な人気、そして優れた表現力を誇るキャスト陣が集結して贈る本作の行方にぜひ注目したい。

文/鈴木レイヤ