アルコ&ピースが“アベンジャーズ敗北宣言”!?最凶の敵が登場する『アントマン&ワスプ:クアントマニア』に「とんでもない絶望感」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
アルコ&ピースが“アベンジャーズ敗北宣言”!?最凶の敵が登場する『アントマン&ワスプ:クアントマニア』に「とんでもない絶望感」

インタビュー

アルコ&ピースが“アベンジャーズ敗北宣言”!?最凶の敵が登場する『アントマン&ワスプ:クアントマニア』に「とんでもない絶望感」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新作で、マーベル・スタジオ社長で本作のプロデューサーであるケヴィン・ファイギが「新たな“アベンジャーズ”に続く作品」と明言している『アントマン&ワスプ:クアントマニア』が公開中。マーベル史上最凶の敵《征服者カーン》(ジョナサン・メジャース)が登場することでも話題だが、本作を鑑賞し、「これからが楽しみで仕方がない!」と興奮しきりなのは、お笑いコンビ「アルコ&ピース」の平子祐希と酒井健太だ。

本作を観たてほやほやの「アルコ&ピース」平子祐希、酒井健太に感想を聞いた!
本作を観たてほやほやの「アルコ&ピース」平子祐希、酒井健太に感想を聞いた!撮影/河内彩

映画好きでマーベル映画の大ファンだという2人は、現在MOVIE WALKER PRESSのYouTubeチャンネルで、お気に入りの映画を語る連載企画「酒と平和と映画談義」も展開中。「ヴィランの壮大さが、これまでの比じゃないくらいすごい。コイツが相手では世界が全滅してしまう」と、カーンの放つ恐怖にとんでもない絶望感を味わった彼らを直撃し、今後のアベンジャーズへの期待までを、時には真剣に、時にはコントのようなやり取りも交えながら語ってもらった。

「また新しいストーリーが始まったなとワクワクしました」(酒井)

原子間の距離を操作する不思議な物体“ピム粒子”の力により、自身の身体のサイズを自由自在に縮小&拡大するスーツを着て戦う、アントマンことスコット・ラング(ポール・ラッド)を主人公とした本作。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)でのサノスとの戦いを終えたスコットは、愛する娘のキャシー(キャスリン・ニュートン)、相棒の“ワスプ”ことホープ(エヴァンジェリン・リリー)らと穏やかな日々を送っていた。しかしキャシーが開発した“ある装置”の暴走によって、スコット、キャシー、ホープ、さらにはホープの両親であるハンク(マイケル・ダグラス)、ジャネット(ミシェル・ファイファー)と共に未知の領域である“量子世界”に引きずり込まれてしまう。

新たな「アベンジャーズ」へ続く物語がついに始動!
新たな「アベンジャーズ」へ続く物語がついに始動![c]Marvel Studios 2023

――ついに「 “アベンジャーズ新章”の始まり」と言われる本作が公開となりました。お2人は映画を観終わったばかりですが、率直な感想を教えてください。

酒井「ヤバいっす!サノス以上だと思わされる圧倒的なヴィラン感のあるカーンが出てきて、しかも今後のマーベル映画にもつながっていきそうな場面ばかり。マーベル好きとしては、『また新しいストーリーが始まったな』とこれからが楽しみになりました。興奮でいま、ワクワクしています」

平子「『アベンジャーズ/エンドゲーム』で大きな区切りができて、また新しい物語が始まるということで、これまでのシリーズを観てきたファンはもちろんですが、新規のファンの方にとっては、ここから入ってもいいんじゃないかと感じるような、重要な作品ができたなと思います。また “アベンジャーズ新章”の始まりを飾るのが、アントマンだったというのもめちゃくちゃいいなと思って。MCUを観てきた人にとっては、アントマンがそうなるべきだった伏線が散りばめられていて、本作でその回収作業が行われていると思いきや、その回収の先にまたとんでもない世界が広がっていたんだ…という感覚です」

酒井「そうだよね。『あ、そういえばこれはそうだったのか』と思ったり、これまでのシリーズを振り返りたくなるようなシーンもあって。とにかくまだわからないことも多く、『これからどうなるんですか?』と続きが気になる。過去作品も振り返りながら、次なる新作を待ちたいですね。早く観たい!」

――これまで地球や異星を舞台にしてきたマーベル映画ですが、本作では誰も全貌を知らない“量子世界”を舞台に戦いが繰り広げられます。“量子世界”の印象を教えてください。

スクリーンいっぱいに広がる“量子世界”の映像にも注目だ
スクリーンいっぱいに広がる“量子世界”の映像にも注目だ[c]Marvel Studios 2023


平子「僕はマーベル映画を通して、『量子学について一回勉強しよう』と調べてみたことがあって」

酒井「量子学、勉強していたの!?」

平子「“量子世界”には、我々の日常の世界では通用しない空間、時間軸が存在する。本作では宇宙以上の広がりを見せる、壮大な世界観が描かれていました。“量子世界”については僕、『映像化不可能だ』って聞いていました。それを見事に映像化してくれたなと」

酒井「誰に聞いたの!?すごいな(笑)。“量子世界”には、なんだか不思議なキャラクターもたくさんいましたよね。クニョクニョしたかわいいヤツ(ヴェブ)、アイツ好きだなあ。また出てほしい。そうやって、好きなキャラクターを見つけてみるのも楽しいと思います」

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