SNSで話題沸騰！柳楽優弥主演サイコスリラー「ガンニバル」メイキングムービーが解禁

昨年末、ディズニープラス「スター」にて独占配信がスタートし、先日最終話が配信された柳楽優弥主演のサイコスリラー「ガンニバル」。このたび、本作の舞台裏を収めた30分にも及ぶメイキングムービーが解禁された。

山間の村「供花村」に赴任した駐在の一家が、閉鎖的な村社会で次々と起きる事件に巻き込まれていく本作。狂気の世界へと誘われる主人公の警察官、阿川大悟役を柳楽が、供花村を支配する後藤家次期当主である後藤恵介役を笠松将が、大悟の妻、阿川有希役を吉岡里帆が演じ、全話配信後も人気はとどまらず、日本のディズニープラスで配信開始後1ヵ月で最も視聴された日本発オリジナルドラマシリーズとなった。キャストたちによる迫真の演技や、映像のクオリティの高さなどが評判を呼び、最終話配信日にはTwitterのトレンドにランクインして、絶賛の声がSNS上にあふれかえった。

メイキングムービーでは、主演の柳楽や笠松、吉岡らをはじめとする豪華キャストと片山監督のインタビューに加え、貴重な撮影の裏側もふんだんに盛り込まれている。これを観れば、阿川家、後藤家、村人など各キャラクターを始め、特殊造形やロケーション、ドラマ性など、「ガンニバル」のすべてがわかる内容となっている。

キャラクター紹介パートでは、主演の柳楽がいかにして阿川大悟というキャラクターを創り上げていったかや、吉岡演じる妻の有希と娘のましろとの関係性や、後藤恵介役の笠松将が、どのような準備をして撮影に臨んだかなど、各キャストの想いや撮影環境などを知ることができる。

ほかにも後藤銀役の倍賞美津子、後藤清役の六角精児、山口さぶ役の中村梅雀ら、視聴者に大きなインパクトを残した個性豊かなキャラクターたちも登場。そして、撮影の合間を映し出した映像には、劇中で「人を喰っている」という噂をきっかけに激しく対立する柳楽と笠松が笑顔で肩を組んでいるというギャップに驚かされたり、劇中さながらに団欒する柳楽、吉岡、志水の和やかな雰囲気など、本編では見ることができなかった一面を楽しめる。

さらに、特殊造形パートでは、その異様な出で立ちから一瞬で不気味さを漂わせる“あの人”や、何者かに喰われたという高杉真宙演じる京介の顔などが、どのような点にこだわって製作されたのかが、監督やキャストたちのコメントを通して明かされる。また、リアルさを追求した大悟のアクションシーンの裏側や、こだわりのロケーション、美術セットに関しても、余すところなく語られている。

「面白すぎる！」と絶賛の声が多数あがり、全7話をイッキ見してしまうほどの没入感を感じさせ、すでに続編の期待コメントも上がっている「ガンニバル」。メイキングムービーは、作品を観た人はもちろん、まだ観ていない人も楽しめる映像となっているので、ぜひチェックしていただきたい。

文/山崎伸子