坂本龍一が音響監修したシアターを最速体験!「109シネマズプレミアム新宿」の贅沢空間で映画に没入|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
坂本龍一が音響監修したシアターを最速体験!「109シネマズプレミアム新宿」の贅沢空間で映画に没入

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坂本龍一が音響監修したシアターを最速体験!「109シネマズプレミアム新宿」の贅沢空間で映画に没入

坂本龍一が監修した音響システム「SAION -SR EDITION-」の最速先行体験会が3月15日、東急歌舞伎町タワー内10階の109シネマズプレミアム新宿にて開催された。

【写真を見る】映画に没入するための空間がここに!109シネマズプレミアム新宿のシアター内の様子
【写真を見る】映画に没入するための空間がここに!109シネマズプレミアム新宿のシアター内の様子

2014年に58年の歴史に幕を閉じた「新宿ミラノ座」跡地に4月14日(金)にオープンする「109シネマズプレミアム新宿」は、全シアターにハイスペックな映写、音響設備を備えた“日本初”の全席プレミアムシートのシネコン。最速体験会では、109シネマズプレミアム新宿支配人が登壇し、シアターのおすすめポイントをアピールした。

「CLASS S」には電動リクライニングやUSB充電もできるサイドテーブルも
「CLASS S」には電動リクライニングやUSB充電もできるサイドテーブルも

「109シネマズプレミアム新宿」は、東急歌舞伎町タワー内の2フロア、8スクリーンの映画館。8つのスクリーンすべてのスクリーン音響監修を坂本が務めている。シアター3ではDolby Atmos(ドルビーアトモス)による躍動的な音響体験を、シアター6ではScreenXで驚異的な没入感を体験できる。注目はシアター8で、坂本からのリクエストで誕生したこのスクリーンはフィルム上映に対応している。

「CLASS S」のシート
「CLASS S」のシート

座席は「CLASS A(料金:4500円 ※シネマポイント会員は4000円)」と「CLASS S(料金6500円 ※シネマポイント会員は6000円)」の2種。共通の設備として、リクライニング機能とサイドテーブル、傘立てや荷物置きを完備し、鑑賞中のノイズを極力排するようにカスタマイズされたプレミアムシートとなっている。全シアターの中央列を占める「CLASS S」は電動リクライニング機能となっており、サイドテーブルにはUSB式充電装置が付いているほか、プレミアムラウンジも利用可能だ。

立体感のある壁面
立体感のある壁面

シアター内は映画に最も集中できる空間作りを目指して、黒を基調とした落ち着きのあるデザインに。立体的な壁面や、スピーカーの配置にもこだわり曇りのない、最上の音響体験が楽しめると支配人も太鼓判。この日のイベントでは、音響監修をつとめた坂本の音楽を4曲堪能。レオナルド・ディカプリオがアカデミー賞主演男優賞を受賞した『レヴェナント:蘇えりし者』(15)より「The Revenant Main Theme」や「async surround」より「andata」、「坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK:async」より「honj」、「THREE」より「Bibo no Aozora」が極上の音響空間にて楽しめた。

ステージが広いのも特徴
ステージが広いのも特徴

さらに、フードにもこだわりが。WELCOME CONSESSION(ウェルカムコンセッション)では塩、キャラメルの味ごとに豆の種類を変えたポップコーンやバラエティ豊かなソフトドリンクを提供。チケットのQRコードを提示するだけなので、注文から受け取りまでとてもスムーズに。「THE BAR」では、季節によって変わるクラフトビールや、素材にこだわったフード、そして豊富なバリエーションのジャパニーズウイスキーまで楽しめ、映画鑑賞体験をより深いものにしてくれそうだ。

車椅子専用スペースもゆったり
車椅子専用スペースもゆったり

さらに、プレミアムラウンジ「OVERTURE」やスーベニアショップ「POST CREDIT」など映画鑑賞以外の体験も提供。スーベニアショップでは映画の公式グッズ以外に歌舞伎町のお土産なども取り揃え、映画のチケットがなくても利用可能となっている。支配人も、映画鑑賞後にプレミアムラウンジで新宿の街並みを眺め、帰りにはお土産をと、新宿を存分に堪能してほしいとおすすめしていた。


また、開業を記念し、全シアターの音響監修を務める坂本龍一関連の作品を、4月14日(金)から5月18日(木)の期間限定で特別上映する開業記念オープニングイベント「Ryuichi Sakamoto Premium Collection」も決定。ベルナルド・ベルトルッチ監督作品『シェルタリング・スカイ』、国内外に根強いファンが多い『トニー滝谷』、ファン・ドンヒョク監督作品『天命の城』、NYライブを映像化した『坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK: async』、さらに昨年12月に配信された「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022」にボーナストラック1曲を加えた特別版「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022 +(プラス)」が限定上映される。

感性を開く映画館として上質な鑑賞環境とおもてなしを提供する新しい映画館。非日常の世界を楽しめる新たな注目スポットとなりそうだ。

取材・文/タナカシノブ

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