ナオミ・ワッツが走り続ける！『デスパレート・ラン』日本版予告編＆ポスタービジュアル解禁

第46回トロント国際映画祭のオフィシャルセレクションとして選出されたナオミ・ワッツ主演映画『デスパレート・ラン』が5月12日(金)より公開となる。このたび、本作より日本版予告編およびポスタービジュアルが解禁となった。

本作は、主人公エイミーが人里離れた森でランニング中、息子が通う高校で立てこもり事件が発生し、助けも移動手段もないなか、スマホ1台で事件解決に向けて走り続ける様子を描くシチュエーション・スリラー。『マルホランド・ドライブ』(01)、『ザ・リング』(02)、『キング・コング』(05)などの作品に出演し、『21グラム』(03)、『インポッシブル』(12)で2度のアカデミー賞主演女優賞ノミネートを誇るワッツが主人公のエイミーを熱演。ほぼ全編を走り続ける体当たり演技を成し遂げた。アンジェリーナ・ジョリー主演のスパイアクション『ソルト』(10)を手がけたフィリップ・ノイスが監督を務めた。

今回解禁となった予告編は、朝のランニングに出かけたエイミーが、森の中で緊急速報を受信し、息子が立てこもり事件に巻き込まれたことを知る場面を捉えたもの。助けも移動手段もないなか、エイミーはスマホだけを頼りに事件解決を目指す。映像のなかでは、平穏な日常が思いもよらない事態へと一変していく様子が切り取られており、絶望しかけたエイミーの絶叫シーンや、足を痛めるなどのハプニングに見舞われる様子が映し出されている。映像の最後には、被害者のはずの息子について、警察から問いかけられる意味深なシーンも挿入されており、内容に興味が深まるものとなっている。

また、あわせて解禁となったポスターは、息子のため、スマホ片手にノンストップで走り続けるエイミーの疾走感が表現されたもの。作品を紐解く3つのキーワードとして「立てこもり事件」、「無人の森」、「残された伝言」という3つの言葉が配置されている。

エイミーはたった一台のスマホで息子を救うことができるのか？緊迫の84分間に期待が高まる。

文/鈴木レイヤ